「京都芸術大学芸術学部文芸表現学科における雑誌編集の5年間」中村純(2024年6月8日、春季研究発表会)
京都芸術大学芸術学部文芸表現学科における雑誌編集の5年間 中村 純 (京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授) はじめに 私は、京都芸術大学文芸表現学科の編集関連科目では、講義科目「出版編集 […]
京都芸術大学芸術学部文芸表現学科における雑誌編集の5年間 中村 純 (京都芸術大学芸術学部文芸表現学科准教授) はじめに 私は、京都芸術大学文芸表現学科の編集関連科目では、講義科目「出版編集 […]
叢書論:岩波書店「哲学叢書」「続哲学叢書」の成立過程を事例に 大澤 聡(近畿大学文芸学部) 本発表は、これまで出版史、哲学史、思想史などいずれの研究分野においてもほとんど光があてられてこなかっ […]
出版史から見た坪谷善四郎関係資料 長尾宗典(筑波大学) 本発表は、博文館編輯局長、取締役などを勤めた近代日本を代表する出版人の一人であり、『大橋佐平翁伝』『大橋新太郎伝』や『博文館五十年史』『 […]
近世小謡本の編集方法 ――京都・大坂・江戸・地方の版元に見る時代的・地域的特色 原 八千代 (法政大学能楽研究所客員研究員) 小謡本は、謡曲の一部分である小謡を100曲から200曲並べた小冊 […]
AI時代の翻訳出版 ――現在そしてこれから 司会者: 安部由紀子 (北九州市立大学准教授、日本出版学会理事) 問題提起者: 山田優(立教大学教授、株式会社翻訳ラボ) 討論者 […]
出版統計・データの現状と問題点 :フレームと収集の再検討 司会者: 柴野京子(上智大学) 問題提起者:古幡瑞穂(Gakken) 討論者 :鷹野 凌(HON.jp) 出版研究および出 […]
《緊急シンポジウム》 「書店・図書館等関係者における対話の場」の再検証 ――学会と出版界連携によるエビデンスに基づく研究の意義 大場博幸(日本大学文理学部) 植村八潮(専修大学文学部) 菊池壮 […]
日 時: 2024年6月8日(土) 9:20~17:40 会 場: 日本大学法学部 神田三崎町キャンパス 本館4階 (東京都千代田区神田三崎町2-3-1) [プログラム] 09:0 […]
1980年代の「おたく雑誌」における「おたく」の自己語り ――アニメ雑誌とパソコンゲーム雑誌の比較を通して 久野桜希子 (名古屋大学大学院人文学研究科博士後期課程) 1.研究背景と研究目的 […]
講談社X文庫が見せた作家・作品展開のグラデーション ――“ライトノベルのメディア史”における位置づけの再検証 山中智省(目白大学) 本発表では、1984年に講談社が創刊した講談社X文庫と、その […]
韓国における男性軍人の身体へのまなざし ――ミリタリー雑誌における美容整形広告の考察から 小平沙紀 (東京大学大学院学際情報学府博士課程) 1.研究目的 本研究の目的は、儒教規範に基づく家父 […]
海外の雑誌作り教育に関する調査報告および考察 ――New YorkにおけるMIE(Magazine in Education)の目的とその教育効果 富川淳子(跡見学園女子大学) 1.はじめに […]
明治十年代、板木購入・運用の実態とその背景 ――桂雲堂豊住書店史料から見えてくるもの 磯部敦(奈良女子大学) 1.問題の所在 書肆の板木購入について、明治前期、とりわけ明治十年代の事例がきわめ […]
紙書籍としての絵本 ――制作から受容までの一連の流れのなかで 山内椋子 (東京大学大学院人文社会系研究科博士課程) 絵本は出版不況や子どもの人口減少にあっても一定の売り上げを維持してきた。市 […]
試論「わかりやすさ」の視点から専門書出版の編集を考える ――認知心理学の知見を手がかりとして 大橋鉄雄 (フリーランス編集者・ライター〔法情報〕) 本試論は、専門書出版とりわけ法律分野の出版 […]
出版教育と実務学のテキスト作り ―― 一人出版社「出版メディアパル」を例にして 司会者: 伊藤民雄(実践女子大学) 問題提起者:本多 悟(江戸川大学) 討論者: 下村昭夫(出版メディアパ […]
学術出版の現在と未来 司会者: 中村 健(大阪公立大学) 問題提起者:中西秀彦(中西印刷) 討論者: 秦 洋二(流通科学大学) 湯浅俊彦(追手門学院大学) 1.目的 学 […]
日 時: 2023年12月2日(土) 12:30~17:55 (12:00開場) 会 場: 同志社女子大学 今出川キャンパス (楽真館2階 R205教室、R206教室) 京都 […]
《基調講演》 文藝春秋のこれまでとこれから 飯窪成幸(文藝春秋) 「私は頼まれて物を云うことに飽いた。自分で、考えていることを読者や編集者に気兼なしに、自由な心持で云って見たい」。菊池寛はこ […]
子宮頸がんワクチンの報道において実施された リスク・キャラクタリゼーションに関する実証研究 本多祥大 (日本大学大学院新聞学研究科博士後期課程) 2023年現在、子宮頸がんワクチンの接種を推 […]
文学賞受賞の表示が書籍の購買意欲に及ぼす影響 浅川雅美(文教大学健康栄養学部) 菊地桃華(東京水道株式会社) 岡野雅雄(文教大学情報学部) 本研究では、本の帯や表紙が書籍の購買意欲に与える […]
日本と中国の出版研究比較 ――戦後から2000年代までの出版関係書籍を対象に 伊藤民雄 (実践女子大学図書館) 1.研究目的と研究背景 本研究は、日本と中国の出版研究比較を目的として、194 […]
中西嘉助の出版活動と明治維新 ――江戸期書肆から明治期出版社への移行 中西秀彦 (中西印刷株式会社) 明治20年の壁 日本には江戸期に多数の書肆が存在したことが知られている。しかし、そのほと […]
アクセシブルなEPUB出版物の制作における課題 ――日本出版学会学会誌を事例にして 司会者: 梶原治樹(扶桑社) 問題提起者・討論者: 池下花恵(相模女子大学) 岩本 崇(アドビ株式会 […]
概 要 山崎隆広 (群馬県立女子大学/ 日本出版学会国際交流委員会委員長) 第20回国際出版研究フォーラム(主催:中国編輯学会)は、2022年8月25日(金)10時から13時45分(日本 […]
デジタル出版における図書館の役割 宮下義樹 (洗足学園音楽大学) 概 要 電子書籍市場が拡大し続ける一方で、図書館への電子書籍導入はそれほど進んでいないと考えられている。その理由のひとつとし […]
「マイクロコンテンツ」概念の人文学資料への応用と現実社会への接続 鈴木親彦 (群馬県立女子大学 文学部 総合教養学科) はじめに デジタル化の恩恵によって、歴史資料や文学資料などの人文学資料もま […]
出版創作イベント「NovelJam」と大学の出版演習授業への応用 鷹野 凌 (NPO法人HON.jp) NovelJamとは? 「NovelJam」は、NPO法人HON.jpが主催している出 […]
日 時: 2023年5月13日(土) 10:00~17:10 会 場: 跡見学園女子大学 文京キャンパス 2号館4階 2401教室 東京都文京区大塚1-5-2 [プログラム] 09 […]
雑誌記事の言説からみる「推し活」のメディアイメージ 田島悠来 (帝京大学) 本発表では、「推し活」をめぐるメディア言説、なかでも、雑誌記事の言説に着目し、「推し活」という文脈が用いられるよう […]
MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル2 ――手描きラフの重要性と追加プログラム 清水一彦 (文教大学) 「MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル」(清水2021)に沿った教 […]
大学図書館における人文社会系の専門書の所蔵状況 ――出版社を対象とした試行的分析 久保琢也 (横浜国立大学 研究推進機構) 近年、証拠に基づく政策立案(Evidence-Based Poli […]
第二共和政期バルセロナにおける本の日とサン・ジョルディの日の「接続」 ――特に空間史的分析を中心に 菊池信彦 (国文学研究資料館) スペイン北東部のカタルーニャ地方では、スペイン語(カスティ […]
兵田印刷工芸が支えるラノベ聖地巡礼とコラボ企画 ――「チラムネ福井コラボ」のこれまでとこれから 司会/問題提起者:山中智省(目白大学) 討論者:貝淵友哉(兵田印刷工芸株式会社(専属アドバイザー)) […]
「出版学」を問い直す ――『パブリッシング・スタディーズ』を題材に 問題提起者 塚本晴二朗(日本大学) 討論者 村木美紀(同志社女子大学) 芝田正夫(元関西学院大学) 司会者 […]
災害ジャーナリズムの役割実践に関する研究 ――熊本県川辺川ダム建設の新聞報道を事例に 本多祥大 (日本大学大学院新聞学研究科博士前期課程) 1.研究目的 川辺川は、熊本県を流れる一級河川球磨 […]
出版における経営・広告戦略としてのメディアミックスとその課題 ――出版原作の映像等二次制作における、監修と制作随意性に対する考察を中心として 公野 勉 (文京学院大学経営学部) はじめに 映 […]
装丁のイメージ画像が書籍の購買意欲に及ぼす影響 岡野雅雄(文教大学) 浅川雅美(文教大学) 1.研究の背景と目的 商品パッケージは、店頭においてわずかな時間で消費者の注意を引き、製品の情報や […]
コレクタブルカードとナショナリズム ――レームツマの「煙草カード・アルバム」を例として 竹岡健一 (鹿児島大学) 商品の販売促進のために図版が印刷されたカードを景品として添えることは、19世 […]
投稿誌『わいふ』の言説空間の構築について 豊田雅人 (専門学校アジア・アフリカ語学院インド語科講師) 概 略 本発表では主婦を中心とした1963年、兵庫県宝塚市で創刊された投稿誌『わいふ』に […]
雑誌『美術新報』による文部省美術展覧会報道の批評性とその意義 日比野未夢 (千葉大学人文公共学府博士後期課程) 0.序論 新聞は1877年の内国勧業博覧会を契機に美術を報じはじめた。また19 […]
陸軍恤兵部と五日会 ――『銃後の我等』について 大澤 聡 (近畿大学文芸学部) 本発表は、これまで光の当てられてこなかった慰問文集『銃後の我等』(五日会仮事務所、1932年4月20日発行)の […]
《ワークショップ》 ジャーナリズムの倫理と実際 ――出版と放送の視点から考える理論と実践的課題 問題提起者 塚本晴二朗(日本大学) 討 論 者 笹田 佳宏(日本大学) 富川 淳子(跡 […]
《ワークショップ》 学協会活動のアクセシビリティを考える ――日本出版学会の活動を中心に 登壇者 植村八潮(専修大学) 野口武悟(専修大学) 池下花恵(相模女子大学) […]
《特別講演》 出版業界の抱える課題と改革の方向性 ――書店・流通の視点から 近藤敏貴 (出版文化産業振興財団理事長、トーハン社長) 2022年の春季研究発表会では、前年に続いて出版関連団 […]
[開催概要] 日 時: 2022年12月3日(土) 13:00~17:30 (12:20開場) 会 場: 追手門学院大学 総持寺キャンパス(A331教室、A341教室) 〒567-0013 […]
【第20回 国際出版研究フォーラム】 1.行事名: 第20回国際出版学術フォーラム 2.テーマ: デジタル出版の未来趨勢(すうせい)の展望 3.日 程: 2022年8月25日(木) 10:00~13: […]
海を渡った女性記者・加納ユカシに関する考察 ――『台湾愛国婦人』時代を中心に 下岡友加 (広島大学) はじめに 加納ユカシ(筆名:幽閑子、ゆかし女)は、1909年1月~1913年7月まで愛国 […]
大正期『週刊朝日』にみえる索引的編集から読み物への変化 ――戦前期週刊誌の基礎研究 中村 健 (大阪市立大学) 1.研究の目的と手法 『週刊朝日』(以下、同誌)の誌面分析により、大正期の編集 […]
幕末に刊行された洋学関係官板、及び「準官板」の出版史上における意義 ――近代出版への架け橋として 佐々木千恵 (早稲田大学大学院文学研究科、 日本学術振興会特別研究員DC2) 江戸時代に […]
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