出版研究 42号（2011年）
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■ 論文
『太政官日誌』の発刊――史料による実態の考察
山口順子
『週刊新刊全点案内』における新刊書籍の掲載状況
木下朋美，中園長新
若者雑誌と1970年代日本における「アメリカナイゼーション」の変容
――『宝島』，『Made in U.S.A. catalog』，『ポパイ』，『ブルータス』を事例に
小森真樹
プライバシー侵害に関する倫理学的考察
――『逆転』事件を手懸かりとして
塚本晴二朗
■ 研究ノート
大宅壮一の「再登場」
――1950年刊行の『日本の遺書』『人間裸像』に着眼して
阪本博志
日中戦争時のラジオテキスト『支那語講座』に関する考察
本間理絵
電子書籍ユーザ意識調査による普及要因分析の試み
矢口博之，植村八潮
児童書出版社社員の価値志向と利益志向
――熟練社員のライフヒストリーを通して
片山ふみ
■ 国際交流
張元済の最初の訪日と市島春城
稲岡 勝
■ レポート
日米の電子書籍市場の成長過程の比較分析
――それぞれの市場における成長促進要因と成長抑制要因
高木利弘
白井喬二「新撰組」と『サンデー毎日』の関係性の検証と意義
――戦前週刊誌の巻頭に関する一考察
中村 健
■ 資料
ジュヌヴィエヴ・ワルトマン「出版物：クワドラード・ブラッド」『ピーター・ブラッティンガ作品集 時代の肖像』（1989，講談社，pp.109-115）翻訳
西村美香