テーマ:
「電子ジャーナルとリンクリゾルバの普及期の省察」
報告者:
増田豊(ユサコ株式会社プロダクト開発担当部長)
日 時:2024年1月20日(土)14時30分~16時00分(開場:14時15分)
場 所:オンライン開催(Zoom)
会 費:無料
定 員:100名(定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます)
申込先: https://forms.gle/5dWPUPnU5YSKTA7L6
(Google Formにて受け付けます。上記URLをクリックしご登録をお願いします。)
申込み締切:開催3日前(2024年1月17日(水))まで
*参加者には開催前日までに、Zoomの招待URLをお送りします。
主催:関西部会、日本図書館研究会情報組織化研究グループ
【開催概要】
本部会では、電子出版に関連するICTツールが出版コミュニケーションをどのように変容させたかを考えるために、「リンクリゾルバ」(Link Resolver)をとりあげる。
リンクリゾルバは、論文情報データベースの検索結果から電子ジャーナル/ブックへの本文を表示する文献検索ツールである。日本での販売から約20年、学術雑誌の電子ジャーナルが普及するのに伴い、電子資料の検索・閲覧に不可欠なツールとして定着した。
増田豊氏は、Ex Libris社のSFXの販売の総代理店ユサコに勤務、日本市場の拡大につとめてきた。本部会では増田氏に、初期のリンクリゾルバ市場の様子や代理店の役割、メタデータとICTの関係、ツールの日本語化などのトピックを語っていただき、出版コミュニケーションの変容を省察したい。
増田豊氏略歴
1985年 ユサコ入社
2002年 Ex Libris社の代理店としてSFX販売に従事
2018年7月 第43回(2018)情報科学技術協会賞受賞 情報業務功労賞受賞
現在 プロダクト開発担当部長
おもな著作
分担執筆『電子ジャーナルで図書館が変わる』(情報学シリーズ)丸善、2000年
(論文)
「学術リンキング S・F・XとOpenURL」『情報管理』45(9)、2002年
「学術出版社の近年の動向」『情報の科学と技術』71(9)、2021年