日本出版学会 出版編集研究部会のご案内 (2023年12月12日開催)

「新書の窓から「出版」を考える 一編集者の視点から」
 報 告: 渡辺千弘(集英社)

日 時: 2023年12月12日(火)18時30分~20時00分(最長)(開場:18時20分)
場 所: オンライン開催(Zoom)
会 費: 無料
定 員: 100名

申込先: https://forms.gle/6AWCyv6RAUcn5nSWA
    (Google Formにて受け付けます。上記URLをクリックしご登録をお願いします。)

申込み締切:開催2日前(2023年12月10日(日))まで
*参加者には開催前日までに、ZoomのURLをお送りします。
 なお、指定の定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます。

主 催: 出版編集研究部会(部会長:飛鳥勝幸)
 
 
【開催概要】
 簡便な体裁とあわせ比較的低価格本でもある新書は、長年固定層を掴み、年間ベストセラーに登場することが多い。しかし、幅広いジャンルをカバーし多くの入門書がありながら、発行部数や発行金額では厳しい状況が続いています。
 新書は、岩波書店に始まり、その後中央公論社、講談社、筑摩書房、文芸春秋、集英社、光文社、新潮社などの出版社が参入し、いわゆる教養新書・実用新書ブームを作りました。近年、新規参入の出版社が増えているのも特徴です。
 この度、渡辺千弘会員にご自身の編集経験を踏まえ、新書の価値や魅力についてご発表いただきます。話題になる書き下ろしの「新書ノンフィクション」・「新書ノベルズ」、企画立案の経緯や編集方法・編集環境の変化、そして、利益確保に欠かせないライツ事業やデジタルの話題についても触れていただけるかと思います。
 「新書」は時代のなかでどう移り変わり、どう生き続けるのか、あらためて参加者と一緒に考えます。多くの方々のご参加を期待します。