連続オンライン講演会:「学術出版を語る」2
「学術出版の縁から――変化の時代を生き抜くために」
講師:喜入冬子氏(筑摩書房代表取締役社長)
日 時: 2021年9月3日(金) 18:30~
開催方法:オンライン開催(Zoom)
参加費: 無料
定 員: 300名 (定員を超えた場合は先着順)
申し込み方法:
Googleフォームにて受け付けます。下記URLをクリックしご登録お願いします。
https://forms.gle/MHBsB8GvccYDoz7E9
申し込み締切:開催2日前(2021年9月1日(水))まで
※参加者には開催前日までに、Zoomの招待URLをお送りします。
主 催: 日本出版学会学術出版研究部会、一般社団法人大学出版部協会
協 賛: 法経会、人文会、歴史書懇話会、国語国文学出版会 出版梓会
【開催概要】
大手取次間の協業、大型書店の系列化、電子書籍関連企業と大取次の資本提携など、このかん、出版業界でもM&Aに関する話題が増えてきました。それにともない出版産業のモデル転換(収益の軸足が紙の電子へ)が急速に進みつつあります。しかしいっぽうで、紙の出版物に経営の軸をおいている多くの学術書出版がこの業界再編のキャスティングボートを握っているわけではありません。昨今の業界再編が学術出版ビジネスにどのような影響を与えるのかは不鮮明であり、また学術出版にとって主体的な流通・ビジネスモデルの共通の展望があるわけでもありません。
こうしたなか、日本を代表する学術出版者はどういう未来を構想しているのでしょうか。この連続講演会では、学術出版のキーパンソンたちに、市場、流通、マーケティング、広告、企画、著作権、海外戦略などについての展望を語っていただきたいと思います。そして回を重ねることによって、書籍ビジネスについての共通の展望を見出すことができれば、と考えています。
第二回目は、創業以来いくつもの転換点を経ながら、独自のポジションを得てこられた、筑摩書房の喜入冬子代表取締役社長にお話を伺います。