アマゾンの新戦略が出版産業にもたらすもの
――これからの出版産業・出版流通問題の考えるために
日 時: 2020年1月20日(月) 午後6時30分~午後8時
報 告: 高須次郎さん (出版学会会員・緑風出版代表/日本出版者協議会相談役)
場 所: 専修大学神田キャンパス 5号館4階542教室
東京都千代田区神田神保町3-8
https://www.senshu-u.ac.jp/access.html
交 通: 水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分
参加費: 500円 (出版学会会員および学生は無料)
申込・問い合わせ先:
出版産業研究部会長・鈴木親彦 chikahiko80szk@gmail.com
※メールにて「会員・非会員」を明記の上、参加申し込みをお願いいたします。
主 催: 日本出版学会・出版産業研究部会
【開催概要】
長年、出版産業を支えて来た「出版インフラ」は大きな転換の中にある。
その要因は「出版不況」と呼ぶ人もいる状況の変化と、そういった状況の変化に対応しきれていない従来の産業構造にあるのは言うまでもない。
出版社も取次も書店も状況の変化への対応に必死な状況である一方、2000年に日本に上陸したアマゾンは10年足らずで圧倒的な存在感を持つ書店になり、今や単にネット書店という枠組みでは捉えきれない影響力を持つ。
出版業界にとっても「バックオーダー中止、直取引の拡大、買切り制への移行、売れ残りの値引き販売」などのアマゾンの新戦略が展開され、今後の「出版の未来」を左右する存在となりつつある。
2018年に『出版の崩壊とアマゾン』(論創社)を上梓した高須次郎会員は、その状況を「出版敗戦前夜」とさえ呼ぶ。果たして「それを乗り越える道」はないのか、皆さんとともに考えたいと思います。
あわせて、取次のサイドから流される「プロダクトアウトからマーケットイン」への転換は可能などかも考える会としいたいと思います。