「『英国VOGUE 100年目の闘い』上映と字幕監修者富川淳子氏による解説」
日 時: 2018年9月29日(土) 15:30~17:30
場 所: 跡見学園女子大学文京キャンパス 2605教室
東京都文京区大塚1-5-9
交 通: 地下鉄丸ノ内線 茗荷谷駅 徒歩2分
地下鉄有楽町線 護国寺駅 徒歩8分
参加費: 無料
http://www.atomi.ac.jp/univ/about/campus/access.html
*学内の警備が厳重になっております。正面入り口の守衛室でお名前を申請してください。
申し込み方法:
メールで、会員か非会員かを明記の上、9月23日(日)までに下記宛にお申し込み下さい。
日本出版学会出版教育研究部会 清水一彦
e-mail:kashimiz@edogawa-u.ac.jp
開催概要
仕事人やビジネスの現場に迫るドキュメンタリーに比べれば、雑誌編集部や編集者などの雑誌作りの世界をクローズアップした記録映像は少ない。とはいえ、アメリカのファッション誌『VOGUE』の現編集長のアナ・ウインターに密着した『ファッションが教えてくれること』(2009年公開)や20世紀のファッション界に大きな功績を残したファッションエディター『ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ』(2012年公開)と日本でも劇場公開されたドキュメンタリーはある。
そして昨年12月には『VOGUE』イギリス版創刊100周年目を追ったドキュメンタリー『英国VOGUE 100年目の闘い』が加わった。前作の2本と同様、編集長に焦点を当てているが、ファッション誌編集部にはどんな肩書の編集者がいるのか、いいファッション写真とはなにか、編集長の権限とはなど、なかなか知りえない編集者や編集部内の日常も描かれ、雑誌および出版研究者にとっては有益な情報が盛り込まれている。ただ、このDVDは一般に市販されない映像教材であり、授業や学校図書館などで無償上映できるように版権をクリアしているため、価格も1巻(50分)4万円、2巻で(計100分)8万円と高価格となっている。
そこで出版教育出版部会では『英国VOGUE 100年目の闘い』の上映会を開催する。このドキュメンタリーの日本語字幕版監修をつとめた跡見学園女子大学文学部現代文化表現学科の富川淳子氏が映像の見どころのほか、日本における海外提携誌や雑誌作りの現場の解説をする予定である。