テーマ:
PBL(Project Based Learning)型出版教育が
“社会で求められる力”の育成に寄与する可能性
― 学生主体のコンテンツ制作ゼミの取り組みを事例として ―
報告者: 橋本嘉代(筑紫女学園大学文学部英語メディア学科講師)
日 時: 2016年3月7日(月) 18時30分~20時30分
会 場: 日本大学法学部 三崎町キャンパス3号館2階 329講堂
東京都千代田区三崎町2丁目3番1号
http://www.law.nihon-u.ac.jp/facility/map.html
参加費: 出版学会会員/学生 無料 非会員 500円
◎開催趣旨
出版教育研究部会では出版教育の課題認識と方法論を議論し、共有する場を設けております。今回は、出版教育が、国が提唱する「アクティブ・ラーニング」(文部科学省)の実践や「社会人基礎力」(経済産業省)の涵養の場としてどこまで機能しうるのか? というテーマで、筑紫女学園大学の橋本嘉代さんにお話を伺う予定です。
橋本さんは筑紫女学園大学(福岡県太宰府市)で雑誌を中心としたメディアコンテンツの分析や制作の授業を担当しています。今年度の4年生ゼミでは、太宰府の魅力を発信するためのコンテンツ制作に向けて学生が取材を行い、そのプロセスをソーシャルメディアで発信し、最終的に雑誌風の小冊子にまとめる卒業制作を指導しています。
・学生が更新しているFacebookページ(ME!編集部)
https://m.facebook.com/me.editors/
◎報告者プロフィール
橋本 嘉代(筑紫女学園大学文学部英語メディア学科講師)
上智大学文学部新聞学科を卒業後、集英社『MORE』『COSMOPOLITAN日本版』編集部に勤務。その後、フリーランスで女性誌やニュース誌の編集・記事執筆、女性向けWEBコンテンツのプロデュース等に携わる。2014年、お茶の水女子大学大学院ジェンダー学際研究専攻博士課程単位修得退学。修士(社会学)。専門社会調査士。
・編集者/ライターとして携わった雑誌
『COSMOPOLITAN日本版』『MORE』『BAILA』(集英社)、『AERA』『person』(朝日新聞社)、『EFiL』(扶桑社)など
・主な論文・共著
『雑誌メディアの文化史』(森話社、共著、2012)、「育児期の男性を対象とする雑誌における新たな父親像の商品化」『生活社会科学研究(お茶の水女子大学生活社会科学研究会紀要)』19号(2012)所収、「現代社会における『片づけ』という行為の意味」『筑紫女学園大学・筑紫女学園短期大学部紀要』11号(2016)所収など。
部会担当:清水一彦
参加申し込み:蔡星慧(csh125@hotmail.com)