【満員御礼】
お陰さまで、多数の方から参加お申し込みいただき、すでに満席となっております。
1月18日以前にお申し込みいただきました方以外は当日ご参加いただけません。
何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
テーマ: ボーイズラブ雑誌の現在 ―インタビュー調査を中心に―
報告者:中川裕美氏(愛知教育大学非常勤講師)
日 時:2016年1月21日(木) 18時30分~20時30分(受付18時20分より)(終了しました)
会 場:日本大学法学部三崎町校舎 4号館 地下一階 第4会議室A
東京都千代田区三崎町2-3-1
http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
交 通:JR総武線・中央線 水道橋駅 徒歩5分
都営地下鉄三田線 水道橋駅 徒歩6分
都営地下鉄新宿線・三田線,東京メトロ半蔵門線 神保町駅 徒歩7分
参加費:無料
※会場となる4号館の入口は施錠されております。開催当日は開始10分前より入口に担当者が待機しておりますが、遅れて来場された場合は入口にインターホンの操作方法を掲示いたしますので、インターホンで会場の担当者と連絡をおとりください。
お申込み、お問合せ:
「日本出版学会事務局」宛にメール(info@shuppan.jp)またはFAX(03-3313-7348)でお申し込みください。
満席の場合のみご連絡いたします。
※学会員か非会員かをご明記ください。
【報告要旨】
1990年頃より登場した「ボーイズラブ(以下BL)」雑誌は、男性同士の恋愛を描いたジャンルとして、主に女性をターゲットに売り上げを伸ばしてきた。こうした出版状況を背景に、BLの批評本や紹介本は数多く発行され、さらには『ユリイカ』や『美術批評』といった漫画雑誌以外の雑誌においてBLが特集されてきた。しかしその一方でBLの内容やその受容に関する分析については、BLが登場した90年代の批評を踏襲したものが多く、充分な検討がなされているとは言えない。
そこで本発表では、BL雑誌の編集者と作家にインタビューを試み、BLの送り手・描き手が考えるBL出版の現状、及びBLの受容について報告するものである。
報告者略歴:中川裕美氏(愛知教育大学非常勤講師)
1978年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科 博士後期課程満期退学。2012年 学位(文学)取得。
主要著作に、『少女雑誌に見る「少女」像の変遷―マンガは「少女」をどのように描いたのか』出版メディアパル(2013.4)、「雑誌研究の方法と課題」『現代社会研究科研究報告』第11号(2015.3)ほか。