「印刷と美術のあいだ~キヨッソーネとフォンタネージと明治の日本」見学会
案内役: 本多真紀子(印刷博物館学芸員)
日 時: 2014年12月13日(土)13:30~15:00頃(終了しました)
集 合: 13:20 印刷博物館・地下受付に集合(遅刻厳禁)
※当日連絡先/田中栞携帯 080-6684-1260
定 員: 20名 ※要予約
会 場: 印刷博物館・企画展示室,P&Pギャラリー
文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル
電話03-5840-2300(代)
JR総武線・東京メトロ「飯田橋」駅下車東口から徒歩約15分
http://www.printing-museum.org/access/#map
参加費: 500円(印刷博物館入場料として。学生割引あり,65歳以上無料)
申込み・問合せ先:
日本出版学会事務局「出版技術・デジタル研究部会」
TEL 03-3313-7347 FAX 03-3313-7348 info@shuppan.jp
※「氏名・電話番号・ご所属・学会員か非学会員か」を明記の上,お申し込み下さい。
メールやFAXでお申込みの場合,満席でご参加いただけない場合のみ,ご返信します。
返信がないときは受付けされていますので,必ずご来場下さい。
明治の近代化に伴い,西洋から新しい印刷技術が到来した。紙幣寮(大蔵省印刷局)の招聘で来日したエドアルト・キヨッソーネ(イタリア人,1833~1898)は,紙幣や切手の原版を彫刻し,その技術者を育成した。同時期,美術界でも洋画の表現が日本へともたらされ,アントニオ・フォンタネージ(イタリア人,1818~1882)が,工部美術学校画学教師としてその教育に携わり,洋画の指導を行った。
印刷博物館の企画展「印刷と美術のあいだ~キヨッソーネとフォンタネージと明治の日本」では,この2人のお雇い外国人の業績と,弟子たちが携わった成果として,銅版,砂目石版,多色石版,板目木版,アルミ平版など,精細な職人技術を駆使して生み出された豊かな美術印刷物や,当時の印刷機,製版用具類などを多数展示している。
印刷博物館学芸員にご解説いただきながら本展を見ることで,近代印刷黎明期に行われた様々な印刷技法について学ぶ機会を得たい。
同時開催の「世界のブックデザイン2013-14」展も,あわせてご案内いただきます。なお希望者は,巨大スクリーンで体感するVRシアター「唐招提寺」を鑑賞することもできます(上映時間30分)。
主 催: 日本出版学会/出版技術・デジタル研究部会(担当/田中栞)