緊急シンポジウム 「変革期を迎える出版流通システム――最近の事例から」
パネリスト:
永井 祥一氏 (日本出版インフラセンター・専務理事)
福嶋 聡氏 (ジュンク堂書店難波店・店長)
湯浅 俊彦 (立命館大学文学部・教授)
日 時:2014年4月2日(水) 18時30分~20時30分(終了しました)
会 場:関西学院大学大阪梅田キャンパス 1408教室(定員42名)
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/
大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階
*「梅田コマ劇場」「ホテル阪急インターナショナル」のあるビルです。
オフィス用エレベーターをお使いください。
交 通:阪急梅田駅茶屋町口徒歩5分、JR大阪駅北口徒歩8分、地下鉄梅田駅徒歩8分
参加費:会員300円・非会員500円
会員でない方の参加も大歓迎です。当日直接お越しください。
終了後,懇親会を予定していますので,ご自由にご参加ください。
【開催趣旨】
現在、日本の出版業界では大手取引書店の帳合変更に端を発した取次店の経営再建問題など、出版流通の制度的疲労とも思えるさまざまな事態が出現しています。小売書店数の減少、アマゾン・ジャパンの躍進、新古書市場の形成、電子書店の登場など、近代出版流通システムは大きな変革期を迎えていることは明らかです。
日本出版学会関西部会では、このような日本の出版流通における産業的実態を直視し、出版メディアの現況を検討することによって、出版学の立場からこれからの出版流通を展望するために、緊急シンポジウムを企画しました。
永井祥一会員から変革期にある業界動向について問題提起を行っていただき、これを受けて福嶋聡会員には書店現場、読者の視線から見た日本の出版流通システムの課題を分析していただきます。
また、湯浅俊彦会員からは主に1980年代以降の取次・書店現場におけるコンピュータ化による書誌情報・物流情報のデジタル化の歴史的経緯を概観し、現在の出版コンテンツのデジタル化が及ぼす出版流通システムの変容について検討を行う予定です。
関西部会担当:湯浅俊彦
連絡先:立命館大学 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL:075-466-3136(研究室直通) FAX:075-465-8188(文学部事務室)