デジタル雑誌における「書誌情報標準化」の最新事情
~日本国内及び米国の状況報告~
報告者:丸山夢人(集英社),小野寺尚希(毎日新聞社)
日 時:2013年7月23日(火) 18:30~20:30
出版物の電子化は,書籍,雑誌問わず急拡大を見せています。そんな中,一般読者向けの雑誌の場合は,書籍などとは異なる表現形態やビジネスモデルを持つことから,コンテンツの管理手法も雑誌ならではの考え方を取り入れることが必要とされています。
一般社団法人日本雑誌協会では,一般向け雑誌コンテンツの円滑な流通を目的とした「デジタル雑誌の流通用交換フォーマット(PAMP)」を,雑誌業界の国際的な標準化団体である「IDEAlliance」と共同で2012年3月に策定しました。今後は出版社,電子書店,印刷会社等と連携しながら,PAMPの利用促進を図っていくことになっております。
本部会では,PAMP策定の中心メンバーとなったお二人より,PAMPの内容と目的,今後の普及・活用への展望,PMAP策定の背景に見える「雑誌のデジタル化による新たな表現形態とビジネスモデル像」に関しての発表をいただきます。
※今回は印刷教育研究会との共催になります。
【主な報告内容】
・書籍と新聞・雑誌におけるコンテンツ管理手法の相違
・米国新聞・雑誌業界におけるコンテンツ管理の実情と標準化の経緯
・日本雑誌協会が策定した流通用交換フォーマット「PAMP」とは何か
・PAMP策定から見える「雑誌コンテンツのデジタル化」の姿の将来像
【参考】
※日本雑誌協会>デジタル雑誌の流通用交換フォーマット(PAMP)に関するお知らせ
http://www.j-magazine.or.jp/information_010.html
会 場:都立工芸高校 1階・視聴覚室
(JR/都営三田線 水道橋駅より徒歩1分)
http://www.kogei-tky.ed.jp/school01/access.html
参加費:学会員:無料/非会員:1,000円
※人数把握のため,事前申し込みをお願いいたします。
お申込み,お問合せ:
「日本出版学会事務局」宛にメールまたはFaxでお申し込みください。
info@shuppan.jp Fax:03-3313-7348
※学会員か非会員かをご明記ください
主 催:日本出版学会
出版技術・デジタル研究部会(担当/梶原治樹),雑誌研究部会
共 催:印刷教育研究会