2012年、出版産業は、いま…
「紙の本」と「電子の本」の近未来
=“黒船上陸”以降の電子書籍の動向と出版流通=
黒船上陸と騒がれた2010年、出版界を揺るがせたようにも見えるが『電子書籍ビジネス調査報告2011』(インプレス刊)によれば、電子書籍の市場規模は、650億円、その内訳は「ケータイ系572億円、PC系35億円、新プラットフォーム系24億円」となっており、過ぎ去ってみれば、新しいコンテンツが劇的に増えたわけでもなし、出版状況が激変したわけでもない。紙の本は、極めて「堅実、堅調」を維持している。
しかし、出版業界の電子書籍に対する関心は依然として“高く”且つ“真剣”でもある。そこで、改めて、業界紙が伝えた“「紙の本」と「電子の本」の近未来”を分析し、さまざまな出版産業データで検証してみることにしたい。
研究報告は、4年間「出版流通研究部会」を担当した下村昭夫部会長のリポート。
-記-
日 時:2012年3月15日(木)6時30分~8時30分
報 告:下村昭夫(会員、出版メディアパル編集長)
場 所:日本大学法学部3号館3階339講堂
(千代田区三崎町2丁目3番1号)
アクセス:http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
会 費:日本出版学会会員無料・会員外一般参加費500円
(ただし、学生は無料)
問 合 先:下村昭夫(shimo@murapal.com)
準備の都合上「メール」」でお申込いただければ幸いです。
主催:日本出版学会・出版流通研究部会