「電子書籍の音声読み上げ機能を活用した読書アクセシビリティの保障」湯浅俊彦 (2015年12月 秋季研究発表会)
電子書籍の音声読み上げ機能を活用した読書アクセシビリティの保障 湯浅俊彦(立命館大学文学部) この発表は,これまで紙の出版物を読むことが困難であった視覚障害者や発達障害者を対象に,電子書籍の音声検索 […]
電子書籍の音声読み上げ機能を活用した読書アクセシビリティの保障 湯浅俊彦(立命館大学文学部) この発表は,これまで紙の出版物を読むことが困難であった視覚障害者や発達障害者を対象に,電子書籍の音声検索 […]
児童・YA向け作品の電子書籍化の状況――緊デジリストの分析を通して 植村八潮・野口武悟(専修大学文学部) 電子書籍の発行点数が増え,市場が活性化することで,最近では公共図書館での電子書籍貸出サービス […]
Book Interchange Tag Suite(BITS)の多言語対応提案 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) 情報流通が,紙の本からインターネットや電子書籍に移行するにつ […]
■出版研究のハブとしての出版学会へ(2019年創立50周年に向けて始動) 2015年度の日本出版学会・秋季研究発表会は、会場を大阪から初めて古都・奈良へ移し、2015年12月5日(土) に奈良女子大 […]
「女子向けアイドル誌」における読者交流とその変化 田島悠来(同志社大学創造経済研究センター特別研究員) はじめに 本発表では,1980年代以降に日本で創刊した若年層女子向けの「アイドル誌」における読者 […]
日本近代女性スポーツ黎明期以前における女性体育の思想――『女学雑誌』を手がかりに 中川裕美(愛知淑徳大学 教務補助) オリンピックやワールドカップといった国際大会で活躍する女性アスリートは年々増加し […]
キャラクターの銅像にみる出版文化と地域振興――マンガのパブリック・アート化と大衆コンフォーミズム 楠見 清(首都大学東京准教授) 近年,マンガやアニメのキャラクターの銅像が日本各地に多く見られる。「 […]
JATSからBITSへ――多言語対応構造化組版の規格制定をめぐって 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) XMLとJATS XMLは文書の構造化記述のために幅広く使われている規格であ […]
『毎日年鑑』の発刊――戦前の新聞社出版の一考察 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 2014年度日本出版学会春季研究発表会で掛野剛史会員は,「大正期大阪毎日新聞の出版展開――倉敷市蔵薄田泣 […]
地域史誌の刊行事業について――大字誌編纂の諸事例から 高田知和(東京国際大学) 本報告でいう大字誌とは,地域社会のなかでの字,大字,区,自治会(町内会),小学校区,公民館,あるいは旧行政村単位を範域 […]
大宅壮一の戦中と戦後――ジャワ文化部隊と「「無思想人」宣言」 阪本博志(宮崎公立大学) 大宅壮一(1900~1970)は,日本において大衆社会の土台が形成された1920年代に日本共産党シンパの評論家 […]
明治初期の京都における新聞・雑誌の発行元に関する一考察――木版印刷から活版印刷への移り変わりに注目して 樋口摩彌(同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻博士後期課程) はじめに 本報告は,京都で明 […]
書籍の看板と板株――享保以前 金子貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員) 近世の本屋は,店頭に書籍の看板を掲げていた。これらの看板は,いうまでもなく書籍の広告であり,看板を店頭に掲げることによ […]
巻末書籍広告の板木――芸艸堂(うんそうどう)所蔵『尾陽東壁堂製本畧目録』板木二種 松田泰代(山口大学人文学部) 平成24年におこなった芸艸堂所蔵『尾陽東壁堂製本畧目録』の板木調査の結果報告とともに, […]
地域史誌の作られ方――自治体史と字誌(区史)を素材にして 高田知和(東京国際大学) 本報告は,自治体史と字誌(区史)という地域史誌がどのように作られているのか,またそれらは地域住民にとってどのような […]
デジタル・テキストが深める研究者の「読み」――Digital Humanitiesプロジェクトの実践事例から 鈴木親彦(東京大学人文社会系研究科博士課程) 1.デジタルによる読みの変化 デジタル環境に […]
電子書籍のアクセシビリティに関する実証的研究――音声読み上げ機能評価のための分類 ○植村八潮(専修大学)(会員),野口武悟(専修大学)(会員),成松一郎(専修大学),松井進(千葉県立西部図書館) [○ […]
国立国会図書館蔵「特500」資料群に関する基礎的研究 牧 義之(名古屋大学大学院生・日本学術振興会特別研究員-DC1) 本発表で考察した国立国会図書館蔵「特500」資料群は,戦前に内務省に納本後,昭 […]
『サンデー毎日』特別号「小説と講談」の変遷――戦前の週刊誌考 〈発表の概要と補足〉 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 本稿では発表の要点と,予稿集の紙幅の都合上,記述不足になった部分を補 […]
近世出版における板木の役割――「白板」の機能 金子貴昭(立命館大学衣笠総合研究機構研究員) 1.はじめに 報告者は,奈良大学が管理する板木を中心に,板木資料のデジタルアーカイブ活動と公開(注1)を進め […]
権利の倫理学と共通善の倫理学――出版ジャーナリズムにおけるプライバシー侵害の新しい視点 塚本晴二朗(日本大学法学部新聞学科教授) プライバシー侵害が問題になる時侵害された側は,不法行為を主張する。プ […]
Insel出版社の100年とKippenberg(1874-1950)の果たした役割 佐藤隆司 ゲーテ,トマス・マン,シュテファン・ツヴァイクなど古典的文学の出版社として,Insel出版社はとりわけ […]
博文館『少年少女譚海』の編集方針とその変遷 中川 裕美(名古屋大学大学院)(2010年11月 秋季研究発表会) 『少年少女譚海』(以下『譚海』とする)は,1920(大正9)年 1月に […]
国立国会図書館におけ電子納本制度と出版業界 湯浅俊彦(夙川学院短期大学准教授)(2010年11月 秋季研究発表会) 1.はじめに 国立国会図書館・納本制度審議会による2010年6月7日付け答申「オンラ […]
図書館資料としてのマンガの現状と課題 村木美紀(同志社女子大学学芸学部情報メディア学科専任講師)(2010年11月 秋季研究発表会) マンガは読書材としてだけでなく,映画やドラマのコンテンツとしても […]
白井喬二「新撰組」と『サンデー毎日』の関係性を再検証する 中村 健 (大阪市立大学学術情報総合センター) (2010年11月 秋季研究発表会) 週刊誌の草創にあたっては大衆文学が深く関わっている.『 […]
カール・バウアー:ある出版人の生き方 佐藤隆司 (2010年11月 秋季研究発表会) カール・バウアー Karl Baurという出版人がミュンヘンにいた. 1898年にミュンヘンに生まれ,1984 […]
■ 大衆文学の転換 II ――大佛次郎「由比正雪」・吉川英治「貝殻一平」の明暗 (2009年11月 秋季研究発表会) 中村 健 昨年の秋季発表会では,昭和3年から4年の大阪朝日新聞(以下大朝),大 […]
■ 図書館におけるヤングアダルト向け資料の検証と今後の展開 (2009年11月 秋季研究発表会) 村木美紀 本研究では,公立図書館が提供しているヤングアダルト向け資料の現状と今後の展開を検証する […]
■ 耳で読む読書:出版物の音声による利用とは (2009年11月 秋季研究発表会) 近藤友子 一般的に読書といえば印刷された資料を本の形態で読むことが考えられる。しかし視覚に障害を持つ人にとっては […]
■ ナチ時代の『季刊誌社会経済史』 (2009年11月 秋季研究発表会) 佐藤隆司 1984年ブロックハウスとマイヤーが合併して世間を驚かせた。しかし戦前百科事典を交互に発行しようとする談合があ […]
■ 岡山の出版と岡山文庫 (2009年11月 秋季研究発表会) 真鍋瑞貴 1.「岡山文庫」の概要 岡山文庫は,1948年創立の日本文教出版社によって,創立15周年記念事業の一環として1964年から創 […]
■ 大衆文学の転換―大佛次郎「ごろつき船」を中心に (昭和3,4年の夕刊小説)(2008年11月 秋季研究発表会 ) 中村 健 大衆文学の歴史は昭和初年から順調に発達してきたように言われているが, […]
■ 文庫本ブームとしてのライトノベルブーム ――角川系レーベルの刊行点数を視座にして (2008年秋季研究発表会) 高島健一郎 本発表は,同時代的な文化研究を行おうという意図の下,東京近郊の […]
■ メディア間相互批評の史的考察 ――戦前期の論壇時評と新聞時評 (会報123号 2009年1月) 大澤 聡【A】発表の概要 今回の発表では,戦前の論壇時評がもった機能とその史的履歴とを整理 […]
■ 二つの「白髪鬼」――涙香と乱歩の翻案をめぐって (会報123号 2009年1月) 堀 啓子 その翻訳「白髪鬼」の原作について,江戸川乱歩は後にこう述べている。 それにしても何というすばらし […]
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