「雑誌記事の言説からみる「推し活」のメディアイメージ」田島悠来(2022年12月3日、秋季研究発表会)
雑誌記事の言説からみる「推し活」のメディアイメージ 田島悠来 (帝京大学) 本発表では、「推し活」をめぐるメディア言説、なかでも、雑誌記事の言説に着目し、「推し活」という文脈が用いられるよう […]
雑誌記事の言説からみる「推し活」のメディアイメージ 田島悠来 (帝京大学) 本発表では、「推し活」をめぐるメディア言説、なかでも、雑誌記事の言説に着目し、「推し活」という文脈が用いられるよう […]
MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル2 ――手描きラフの重要性と追加プログラム 清水一彦 (文教大学) 「MIEでの雑誌つくり:教員・指導者用マニュアル」(清水2021)に沿った教 […]
大学図書館における人文社会系の専門書の所蔵状況 ――出版社を対象とした試行的分析 久保琢也 (横浜国立大学 研究推進機構) 近年、証拠に基づく政策立案(Evidence-Based Poli […]
第二共和政期バルセロナにおける本の日とサン・ジョルディの日の「接続」 ――特に空間史的分析を中心に 菊池信彦 (国文学研究資料館) スペイン北東部のカタルーニャ地方では、スペイン語(カスティ […]
兵田印刷工芸が支えるラノベ聖地巡礼とコラボ企画 ――「チラムネ福井コラボ」のこれまでとこれから 司会/問題提起者:山中智省(目白大学) 討論者:貝淵友哉(兵田印刷工芸株式会社(専属アドバイザー)) […]
「出版学」を問い直す ――『パブリッシング・スタディーズ』を題材に 問題提起者 塚本晴二朗(日本大学) 討論者 村木美紀(同志社女子大学) 芝田正夫(元関西学院大学) 司会者 […]
海を渡った女性記者・加納ユカシに関する考察 ――『台湾愛国婦人』時代を中心に 下岡友加 (広島大学) はじめに 加納ユカシ(筆名:幽閑子、ゆかし女)は、1909年1月~1913年7月まで愛国 […]
大正期『週刊朝日』にみえる索引的編集から読み物への変化 ――戦前期週刊誌の基礎研究 中村 健 (大阪市立大学) 1.研究の目的と手法 『週刊朝日』(以下、同誌)の誌面分析により、大正期の編集 […]
幕末に刊行された洋学関係官板、及び「準官板」の出版史上における意義 ――近代出版への架け橋として 佐々木千恵 (早稲田大学大学院文学研究科、 日本学術振興会特別研究員DC2) 江戸時代に […]
書店としての図書館専門企業の仕入・販売実績について 伊藤民雄 (実践女子大学図書館) 1.研究の背景と目的 本研究は、2017年2ヶ月間における図書館専門企業(「A社」という)の仕入・販売実 […]
出版DX(デジタルトランスフォーメーション)としての大学における電子書籍制作と電子図書館公開 湯浅俊彦 (追手門学院大学国際教養学部) 本発表は、出版DXの観点から、大学の授業における学生の […]
大手書店チェーンの販売実績について ――少し前の本、新刊ともに売れるのか 伊藤民雄 (実践女子大学図書館) 本発表は、2014年と2015年にナショナルチェーンである大手書店チェーンの全店舗 […]
電子出版を活用した学校教育・大学教育の新展開 ――追手門学院の事例研究 湯浅俊彦 (追手門学院大学国際教養学部) 1.研究目的と研究方法 本発表は、2019年4月から追手門学院において開始さ […]
清末の雑誌出版における『農学報』が果たした役割 ――羅振玉(らしんぎょく)の論説を中心に 南 岳 (北海道大学国際広報メディア・観光学院博士後期課程) 本発表では、中国近代最初の専門雑誌『農 […]
「活字化された個人情報を編む」 滝口富夫(八木書店) はじめに 近代の文化人の伝記資料として欠かせないものの一つに、書簡があります。書簡には宛先人と差出人の住所が記されていて、消印などの日付が […]
大学図書館における電子ジャーナル購入の歴史 ――公立大学図書館コンソーシアムが果たした役割とその特徴 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 1.はじめに 2000年代に活動した公立大学 […]
日本の大学図書館における電子ジャーナルと多文化サービスの拡充 ――国際競争力の強化に向けて 郭 昊 (立命館大学大学院文学研究科博士課程前期課程) 本発表は、日本の大学における学術研究の国際 […]
図書館で純文学と専門書は購入され、借りられているか? 伊藤民雄(実践女子大学/慶應義塾大学大学院修士課程) 本発表は、純文学作品と専門書の図書館の所蔵・貸出状況を研究対象に行った。 1.研究の背景と […]
電子書籍がもたらす学校図書館の利用者サービスと学びの変容 向井惇子(立命館大学大学院文学研究科博士課程前期課程) 本発表は、電子書籍を導入した学校図書館の導入事例から電子書籍が学校図書館の利用者サー […]
JATSへのタグ提案とその結果にみる規定国際化 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) JATSの多言語化と日本からの提案 JATSはJournal Article Tag Suit […]
オープンサイエンス時代における「研究・データ・出版」――「日本古典籍データセット」と「『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ」を事例に 鈴木親彦(情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤 […]
江戸中期から後期の出版規制を再考する――天保13年『偐紫田舎源氏』絶版処分一件をめぐって 鎌田大資(椙山女学園大学) すべての研究が、中断された終わりなき解釈の一断片として発表された思考の化石だとし […]
明治の読者共同体――文芸投書雑誌『文庫』『新声』の読者を例に 宮本温子(筑波大学図書館情報メディア研究科博士前期課程) 1.はじめに 本研究は、明治後期に刊行された文芸投書雑誌『文庫』(明治28年~ […]
1920年代の反理論とその帰結――社会運動における渋谷定輔・『農民自治』と『文芸戦線』の分岐点 新藤雄介(福島大学) 1.問題の所在と研究の方法 大正14(1925)年、福本和夫(北条一雄)が理論誌 […]
中公新書刊行の言葉の思想加藤秀俊の経験論 松井勇起(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程) 1962年に中央公論社は中公新書を創刊し、社会学者の加藤秀俊京大人文研助手が刊行の言葉を執筆 […]
戦後マンガ出版物における「書籍」概念の位置付け――「マンガ文庫」の誕生とその変容を事例に 山森宙史(四国学院大学) 本発表は、「マンガ文庫」の歴史的成立過程から、1970年代以降のマンガ出版物におけ […]
中国人の文化的姿勢と翻訳書のテーマ選定――2000~2016年に中国語訳された日本語書籍を中心に 陸 詩琪(立命館大学大学院博士前期課程) 概 要 本研究は現代中国の文化的変容を探求する観点から、中 […]
出版メディアとプリント・ディスアビリティ 湯浅俊彦(立命館大学文学部) 1.出版メディアとプリント・ディスアビリティ 本発表は,出版コンテンツのデジタル化がもたらすさまざまな利点のうち,プリント・デ […]
日本におけるLLブック出版の現状と展望 野口武悟(専修大学文学部)藤澤和子(大和大学保健医療学部) 1.研究目的 LLブックとは,青年期以降の知的障害者を主な読者対象として,彼らの読書の特性をふまえ […]
電子出版を活用した出版・図書館における多文化サービスの可能性 野木ももこ(立命館大学大学院修士課程) 本発表では,電子出版の可能性について,出版や図書館サービスにおける多文化対応の観点から,考察し検 […]
JATSの〈emphasis〉タグと〈semantic〉タグ提案による構造化規定の国際化 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) XMLとJATS XMLは文書の構造化記述のために幅 […]
経済雑誌『エコノミスト』にみえる大阪の経済雑誌としての性格:基礎的調査による考察 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 大阪毎日新聞社(以後,大毎)が1923年4月に創刊した経済雑誌『エコノ […]
江戸時代初期から寛政改革期にかけての出版規制再考――ビジュアル公共圏の萌芽状態を観察する 鎌田大資(椙山女学園大学) 本報告では,ハバーマスの公共圏論の日本版を意識しながら江戸時代の出版業の歴史を考 […]
戦前期における青年の読書実態――東京の学生読書調査を中心に 張賽帥(東京経済大学大学院博士課程) 昭和初期の東京では,人口の拡大,インフラの整備,教育の普及,西欧文化の流入などが一気に加速し,近代都 […]
《ワークショップ》出版と図書館の新たな枠組みを考える 司会・問題提起者:植村八潮(専修大学) 問題提起者:野口武悟(専修大学) 討論者:大塚栄一(樹村房) わが国の著作権制度上、公共図書館において […]
《ワークショップ》出版史史料と図書館資料をつなぐための方法論 司会者: 中村 健(大阪市立大学) 問題提起者:長尾宗典(国立国会図書館) 討論者: 磯部 敦(奈良女子大学)、鈴木広光(奈良女子大 […]
《ワークショップ》出版と読書の過去・現在・未来――若年層向け小説をめぐる動向から考える 司会者:田島悠来(同志社大学) 問題提起者: 中川裕美(岐阜聖徳学園大学非常勤講師) 村木美紀(同 […]
戦前週刊誌の連載小説の変遷:『サンデー毎日』の編集機能 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 1.先行研究と本稿の研究手法 近年,『サンデー毎日』(以後,同誌)の研究は充実し,副田賢二や原卓史 […]
戦時下の少女雑誌――芹沢光治良『けなげな娘達』を例に 中川裕美(愛知教育大学 非常勤) 作家芹沢光治良には,戦前に出版された『けなげな娘達』と戦後に出版された『牧師館の少女』という,タイトルのみが異 […]
ライトノベル雑誌がもたらしたメディア横断的な物語受容と創作――『ドラゴンマガジン』の事例を中心に 山中智省(滋賀文教短期大学) 本発表の目的は,現代のメディア横断的な物語受容,及び創作の様態が形成さ […]
大宅壮一の活動における「集団」に関する考察――「大宅壮一東京マスコミ塾」と『茨木中学校生徒日誌』 阪本博志(宮崎公立大学) 本研究の目的および方法は,次の3点である。第一に,大宅壮一(1900年-1 […]
電子書籍の音声読み上げ機能を活用した読書アクセシビリティの保障 湯浅俊彦(立命館大学文学部) この発表は,これまで紙の出版物を読むことが困難であった視覚障害者や発達障害者を対象に,電子書籍の音声検索 […]
児童・YA向け作品の電子書籍化の状況――緊デジリストの分析を通して 植村八潮・野口武悟(専修大学文学部) 電子書籍の発行点数が増え,市場が活性化することで,最近では公共図書館での電子書籍貸出サービス […]
Book Interchange Tag Suite(BITS)の多言語対応提案 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) 情報流通が,紙の本からインターネットや電子書籍に移行するにつ […]
■出版研究のハブとしての出版学会へ(2019年創立50周年に向けて始動) 2015年度の日本出版学会・秋季研究発表会は、会場を大阪から初めて古都・奈良へ移し、2015年12月5日(土) に奈良女子大 […]
「女子向けアイドル誌」における読者交流とその変化 田島悠来(同志社大学創造経済研究センター特別研究員) はじめに 本発表では,1980年代以降に日本で創刊した若年層女子向けの「アイドル誌」における読者 […]
日本近代女性スポーツ黎明期以前における女性体育の思想――『女学雑誌』を手がかりに 中川裕美(愛知淑徳大学 教務補助) オリンピックやワールドカップといった国際大会で活躍する女性アスリートは年々増加し […]
キャラクターの銅像にみる出版文化と地域振興――マンガのパブリック・アート化と大衆コンフォーミズム 楠見 清(首都大学東京准教授) 近年,マンガやアニメのキャラクターの銅像が日本各地に多く見られる。「 […]
JATSからBITSへ――多言語対応構造化組版の規格制定をめぐって 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) XMLとJATS XMLは文書の構造化記述のために幅広く使われている規格であ […]
『毎日年鑑』の発刊――戦前の新聞社出版の一考察 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 2014年度日本出版学会春季研究発表会で掛野剛史会員は,「大正期大阪毎日新聞の出版展開――倉敷市蔵薄田泣 […]
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