日本出版学会のこれから 富川淳子(会報153号 2022年10月)
日本出版学会のこれから 富川淳子 (日本出版学会第13代会長、跡見学園女子大学教授) メディアの劇的な変革によって日本出版学会とはどのような研究領域や活動を許容する学会なのかが問われ、出版の本質 […]
日本出版学会のこれから 富川淳子 (日本出版学会第13代会長、跡見学園女子大学教授) メディアの劇的な変革によって日本出版学会とはどのような研究領域や活動を許容する学会なのかが問われ、出版の本質 […]
会長挨拶 (会報150号 2021年4月) 塚本晴二朗 (日本出版学会会長・日本大学教授) 2020年5月24日、日本出版学会初のオンライン総会におきまして、第13代会長に選出されました。コロナ […]
会長就任に際して 植村八潮 (第11代日本出版学会会長・専修大学教授) 私が日本出版学会に入会したのは、1996年、吉田公彦第6代会長のときです。しばらく、いわゆる幽霊会員の時期を経て、植田康夫 […]
リレーエッセイ:本はこれまで。本はこれから〔1〕 近時書名考 吉田則昭 本稿での筆者への注文は,本の過去と未来を現在の視点から期待と希望も交えて眺望せよ,とのことである。小生,学会理事に名を連ね […]
会長に選出されて 芝田正夫 5月に開催された総会で第10代会長に選出されました。2年間の任期です。会員の皆様の学会活動へのご協力をお願いする次第です。 日本出版学会は,1969年に設立されまし […]
リレーエッセイ:思い出の教科書・思い出の本[4] 初めて自分で買った本 植村八潮 大学の講義では,毎年,初めての自分の本や,自分のお金で初めて買った本についてレポートを書かせている。「一冊の本」 […]
リレーエッセイ:思い出の教科書・思い出の本[3] ちくま文庫に収められた現代国語の参考書 星野 渉 山川出版社が,歴史や地理など高校生向け社会科の教科書を一般向けに刊行する「もういちど読む」シリ […]
リレーエッセイ:思い出の教科書・思い出の本[2] 幸福な読書体験は人生を幸福にする 諸橋泰樹 毎日新聞の2013年版「読書世論調査」(2012年調査)によると,「人生を変えた読書体験」を持つ人は […]
リレーエッセイ:思い出の教科書・思い出の本[1] 戦後教育第1世代の読書環境 植田康夫 昭和14年4月から15年3月にかけて生まれた人間は,昭和21年4月に小学校に入学したので,純粋の戦後教育第 […]
機械製本と手製本の狭間で 田中 栞 パソコンの普及によって,個人で手軽に印刷物が作れるようになり,本を手づくりすることに挑戦する人も増えた。しかし製本という作業は一筋縄ではいかない。 今,新刊 […]
電子書籍ブームの中での電子出版研究 植村八潮 空前の電子書籍ブームが始まった2010年は,「電子書籍元年」と呼ばれ,今年で3年目を迎えた。元年ブームは過去に何度かあるが,これほど長く話題が続いた […]
日本出版学会に期待すること 相賀昌宏 (日本出版学会創立45周年記念事業委員会 委員長) 出版学とは,出版業という実業の上に立った学問だと思いますが,いまは学問的探求と現実が多少乖離しているよう […]
現場の力 明星聖子 かつてある場所で,「編集文献学の不可能性」という文章を書いた(注)。自分が専門のひとつとする学問領域を,不可能だと嘆じざるをえなかったときの感覚を,いま私は思い出している。 […]
ジョン・ミルトンから始めた西洋古書収集 清水英夫 (日本出版学会・元会長, 青山学院大学 名誉教授) 先日,所用で川井良介会長が拙宅にお見えになられたとき,私の西洋古書コレクションをお目にかけた […]
「東京国際ブックフェア」で感じたこと 菊池明郎 新米理事になったとたん,学会・会報「巻頭言」への執筆依頼をいただき,いささか驚いている。「忙しい菊池さんには無理は言いませんから」と,長年親しくお […]
第14回 国際出版研究フォーラムに寄せて (会報127号 2010年3月) 長谷川 一 5月に南京で開催される国際出版研究フォーラムで発表の機会に恵まれることになった。 今年で14回目になると […]
産業的実態と出版学 (会報126号 2010年1月) 湯浅俊彦 私と日本出版学会の出会いはじつに奇妙なものである。1985年11月に関西学院大学で開催された秋季研究発表会におけるシンポジウム「い […]
創立40周年で問われること (会報125号 2009年10月) 星野 渉 日本出版学会は今年,創立40周年を迎えた。ほとんどの会員が1969年の創立当時を知らず,理事にも創設メンバーは既にいない […]
■ 侵触する本と演出用の本棚の話 (会報124号 2009年4月) 諸橋泰樹 自分の蔵書が何万冊あるのかわからないが,町立図書館レベルよりは冊数があるのではないかと思う。が,狭い自宅マンションの […]
■ 出版研究とメディア研究 (会報123号 2009年1月) 芝田正夫 出版学会に長く所属してきたが,私自身は,メディア史の研究,とりわけ新聞史の研究を行ってきた。なかでもイギリスの初期新聞史と […]
■ 会長に選出されて (会報122号 2008年9月) 川井良介 私達の日本出版学会は,来る2009年で創立40年を迎える。私自身は1976年の入会であり,比較的古い会員かと思われる。 しかし,こ […]
■ 日本出版学会 創立35周年記念事業の経過報告 (会報121号 2008年4月) 遠藤千舟 日本出版学会創立35周年を迎えた2004年度を契機として,我々は各種の記念事業を計画し,そのために必要な […]
■ 雑誌の起源について (会報120号 2007年10月) 江代 修 ヨハン・リスト(1607-67)というドイツの聖職者で初期バロックの詩人が今年生誕400年を迎えた。『ブリタニカ百科事典』(15 […]
■ バイタリティのある学会をめざして (会報118号 2006年5月) 植田康夫 2000年に第一期目の会長に就任した時,「出版ニュース」に寄稿した抱負の弁は,「在野と自立の学会をめざして」という題 […]
■ 秋季研究発表会をめぐって (会報117号 2005年12月) 芝田正夫 2005年度秋季研究発表会が,2005年11月26日,岡山駅前の岡山国際交流センターで開催された。秋季研究発表会はこれま […]
■ 近世期の出版流通事情(会報116号 2005年8月) 大和 博幸 近世期に出された本の多くは,三都内の本屋のもとで作られ販売されてきた.後期になるにつれ地方でも本が製作されるようになるが,量的に […]
■ 日本出版学会創立35周年に寄せて(会報114・115合併号 2005年2月) 遠藤千舟 日本出版学会設立にかかわる最初の会合は,1968年3月13日,布川角左衛門氏以下6名の出席で開催され,4月1 […]
■ 生きた教材を創刊号に求めて (会報113号 2004年9月) 伊藤洋子 編集は関わり業だ! とかつて先輩編集者は教えてくれた。その果てに,いま,教師という関わりの場を得たように思う。学生との出会 […]
■ 鞍馬天狗 (会報112号 2004年4月) 猪口教行 最近,新選組の本を編集者として担当した. 近藤勇がまだ新選組を旗揚げする前,花見の席で,「山守の使いは来ねど馬に鞍,置きてぞ待たん花の盛りを」 […]
■ 「広く」と「深く」 (会報109号 2003年3月)吉田則昭 昨年,偶然に箕輪成男・元日本出版学会会長の「晩学バンザイ」(『出版ニュース』2002年7月中旬号)を拝見し,出版研究30年の薀蓄をもっ […]
夢を求めて『本の未来を考える=出版メディアパル』は旅立ちます (会報108号) 下村昭夫 2002年11月29日で「定年退職」となり,「出版技術講座」(主催:出版労連)の「さようなら講演=本と編集者の […]
■ マス・メディアと教育 (会報108号 2002年8月) 塚本晴二朗 日本マス・コミュニケーション学会は,昨年度から「ジャーナリズム及びマス・コミュニケーション教育に関する調査特別委員会」を設置し, […]
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