Secrets of the Printed Page in the Age of Shakespeare: A Bibliographical Studies in the Plays of Beaumont, Chapman, Dekker, Fletcher, Ford, Marston, Shakespeare, Shirley, and in the Text of King James I’s The True Lawe of Free Monarchies with an Edition of Arcadia Restored, Egerton MS. 1994, Folios 212-23 in the British Library
Akihiro Yamada(山田昭廣)著
257mm×175mm, xxii+290ページ
定価19,194円(税込)ハードカバー
ISBN 978-0-404-62346-3
2010年6月発行
New York: AMS Press, Inc. 刊
1590-1645年間の英国戯曲の活字本を対象とした,分析書誌学の手法による,総合研究。活字本に潜む謎解きとなる幾多の発見を披露。戯曲の校注本作りと本文批評のための指針を提示。見本として,1643年の戯曲原稿を原綴り字で世界初公開。
→ 関連サイト:「明星大学・シェイクスピア・コレクションDB」
『再販/グーグル問題と流対協』 出版人に聞く 3
高須次郎 著
四六判,208ページ
定価 1,680円(1,600円+税)
ISBN 978-4-8460-0888-8
2011年3月発行
論創社 刊
雑誌『技術と人間』のあと,1982年に「緑風出版」を設立した著者はNRに加盟,流対協にも参画し,出版業界の抱える問題とラディカルに対峙する。出版流通対策協議会会長が出版の自由をめぐる熱き想いを語る。
『本の世界に生きて50年』 出版人に聞く 5
能勢 仁 著
四六判,204ページ
定価 1,680円(1,600円+税)
ISBN978-4-8460-1073-7
2011年7月発行
論創社 刊
千葉の書店「多田屋」(実家)に勤めた著者は,「平安堂」でフランチャイズビジネス,創業期の「アスキー」で出版社,「太洋社」で取次と,出版業界を横断的に体験する! リアル書店の危機とその克服策。
『近代「出版者」の誕生 西欧文明の知的装置』
箕輪成男 著
A5変型判,354ページ
定価 3,465円(3,300円+税)
ISBN 978-4-7852-0141-8
2011年7月発行
出版ニュース社 刊
箕輪出版学というべきものがあるとするなら,その集成が2002年刊行から始まる『パピルスが伝えた文明』から5冊の最終巻の『近代「出版者」の誕生』だ。総数1500ページになる。箕輪本10数冊が,かたちを変えてまとまっているといえよう。
→出版社サイトへ
『編集&デザインハンドブック』 付:DVD版「本づくりこれだけは」
出版メディアパル 編
A5判,224ページ
価格 5,250円(5,000円+税)
ISBN 978-4-902251-00-5
2011年7月発行
出版メディアパル 刊
〈本書のねらい〉
本書は,ビデオ(DVD)に沿って解説された冊子版とともに“本づくりの基本”が学べる入門書です。第一部の「本づくりこれだけは」を下村昭夫会員が執筆。
〈主な目次〉
第一部:「編集入門本づくりこれだけは」
第二部:「編集デザイン入門」
『出版デジタル化の本質を見極める』
本の学校・出版産業シンポジウム2010記録集
本の学校 編
A5判,200ページ
定価 2,520円(2,400円+税)
ISBN 978-4-902251-51-7
2011年7月発行
出版メディアパル 刊
〈本書のねらい〉
本書は,2006年からは,東京ブックフェア会場で毎年行われている「本の学校・出版産業シンポジウム2010」の全記録である。第4分科会で植村八潮会員がパネラーとして発言。特別補講を星野渉会員が執筆している。
〈主な目次〉
第一部:シンポジウム2010「本の消費現場で何が起きているのか?」第二部:4つの分科会報告
『越境する書物 変容する読書環境のなかで』
和田敦彦 著
A5判,364ページ
定価 4,515円(4,300円+税)
ISBN 978-4-7885-1250-4
2011年8月発行
新曜社 刊
国境を越えて流通する日本の書物に焦点をあて,変貌する書物と読者の関係史をとらえる。戦前,戦中の書物の移動,流通にかかわった人々・機関から,現在の書籍電子化事業まで,読書環境の変貌を実証的に追った。