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第17回 国際出版研究フォーラム発表「“ネットファースト型”の出版企画についての事例報告」堀鉄彦
“ネットファースト型”の出版企画についての事例報告 堀 鉄彦(電子書籍を考える出版社の会フェロー, 出版・著作権等管理販売研究会顧問, ホリプランニング(HoriPlanning)代表) ネットワー […]
“ネットファースト型”の出版企画についての事例報告 堀 鉄彦(電子書籍を考える出版社の会フェロー, 出版・著作権等管理販売研究会顧問, ホリプランニング(HoriPlanning)代表) ネットワー […]
出版編集倫理に関する考察 山田健太(専修大学) 出版活動は,法的制約とともに職業上の倫理的・内在的制約を有している。これは,専門的職業人(プロフェッショナル)としてのジャーナリスト(編集者)個人が自 […]
著作権法における出版者の地位と出版契約 樋口清一(日本書籍出版協会事務局長) 1.日本の著作権法上,出版者が利用可能な権利 (1)編集著作権,職務著作 編集物で素材の選択または配列に創作性を有するもの […]
『ドラゴンマガジン』の特集記事にみる内容的特徴と方法論――読者を惹きつけた“ビジュアル・エンターテインメント” 山中智省(目白大学) 本発表の目的は,富士見書房が1988年1月に創刊した『ドラゴンマ […]
「造本装幀コンクール」の50年――その変遷と役割 田中光則 はじめに 「書物は装幀によって記憶される」とは,紀田順一郎氏の至言である。 1966(昭和41)年,「出版・印刷・製本産業の向上発展を目的 […]
近代メディアミックスの形成過程――ラヂオドラマ研究会と春陽堂書店の連携を中心に 本間理絵(NHK出版) 日本における出版と放送のメディアミックスは,どのように始まり展開したのか。本研究は,戦前のラジ […]
出版物の変容に関する史的考察――読者の大衆化を中心として 鯉淵拓也(日本大学大学院新聞学研究科修士[博士前期]課程) 本研究の最終目的は,日本人の「出版物」の読者論・読書論をメディア史的な視点から構 […]
鏡花本の〈装い〉と作品受容に与えた影響 常木佳奈(立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程) 明治・大正期は,整版印刷から活版印刷へ,和装本から洋装本へと,印刷や製本方法の主流が移行した時代であり […]
ウクライナ憲法における表現の自由 田上雄大(日本大学法学部助教) ウクライナ憲法においても,多くの国々の憲法と同様に,表現の自由が保障されている。ウクライナ憲法三四条には表現の自由に相当する言論の自 […]
大規模図書選定事業――出版社,中小取次から見た比較 伊藤民雄(実践女子大学/慶應義塾大学大学院修士課程) 本発表は(公)日本図書館協会(以下,JLAという)と(公)図書館振興財団(以下,LAFという […]
学校図書館における電子書籍利用に関する一考察――実証実験を通したアンケート調査から 植村八潮 (専修大学)野口武悟 (専修大学) 1.研究背景と目的 大学図書館および公共図書館を中心に電子書籍利用が […]
図書館というアーカイブ機関とアーカイブ化の対象の行方 宮下義樹(洗足学園音楽大学講師) 1.概要 図書館は出版物のアーカイブの役目を持ち,法的にも国立国会図書館法による納本制度や著作権法による権利制 […]
原稿の書き換えによる電子書籍TTSの誤読解消についての考察――異なる音声エンジンによるTTSの比較から 植村 要(株式会社図書館総合研究所) *以下,目的,対象,方法については,研究発表会会場で配布さ […]
《ワークショップ》電子出版における「定額制読み放題サービス」が出版に与える影響 司会者・問題提起者: 矢口博之(東京電機大学) 討論者: 鷹野凌(フリーライター/NPO法人日本独立作家同盟) […]
《ワークショップ》「ライトノベル」にどう向き合うか? 司会: 中川裕美(岐阜聖徳学園大学) 問題提起者・討論者: 山中智省(目白大学)、村木美紀(同志社女子大学) 本WSでは、参加者20人で活発な […]
《ワークショップ》まとめサイト問題と編集者の責任――法的問題を中心として 問題提起者: 宮下義樹(洗足学園音楽大学講師) 討論者: 小向太郎(日本大学危機管理学部教授) 司会: 瀧川修吾(日本大学危 […]
《ワークショップ》出版創業・独立史データベース(仮)の共同製作に向けて 司会:柴野京子(上智大学) 問題提起者:飛鳥勝幸(三省堂出版局) 討論者:磯部敦(奈良女子大学)、中村健(大阪市立大学学術情報 […]
出版メディアとプリント・ディスアビリティ 湯浅俊彦(立命館大学文学部) 1.出版メディアとプリント・ディスアビリティ 本発表は,出版コンテンツのデジタル化がもたらすさまざまな利点のうち,プリント・デ […]
日本におけるLLブック出版の現状と展望 野口武悟(専修大学文学部)藤澤和子(大和大学保健医療学部) 1.研究目的 LLブックとは,青年期以降の知的障害者を主な読者対象として,彼らの読書の特性をふまえ […]
電子出版を活用した出版・図書館における多文化サービスの可能性 野木ももこ(立命館大学大学院修士課程) 本発表では,電子出版の可能性について,出版や図書館サービスにおける多文化対応の観点から,考察し検 […]
JATSの〈emphasis〉タグと〈semantic〉タグ提案による構造化規定の国際化 中西秀彦(中西印刷株式会社・学術情報XML推進協議会) XMLとJATS XMLは文書の構造化記述のために幅 […]
経済雑誌『エコノミスト』にみえる大阪の経済雑誌としての性格:基礎的調査による考察 中村 健(大阪市立大学学術情報総合センター) 大阪毎日新聞社(以後,大毎)が1923年4月に創刊した経済雑誌『エコノ […]
江戸時代初期から寛政改革期にかけての出版規制再考――ビジュアル公共圏の萌芽状態を観察する 鎌田大資(椙山女学園大学) 本報告では,ハバーマスの公共圏論の日本版を意識しながら江戸時代の出版業の歴史を考 […]
戦前期における青年の読書実態――東京の学生読書調査を中心に 張賽帥(東京経済大学大学院博士課程) 昭和初期の東京では,人口の拡大,インフラの整備,教育の普及,西欧文化の流入などが一気に加速し,近代都 […]
《ワークショップ》出版と図書館の新たな枠組みを考える 司会・問題提起者:植村八潮(専修大学) 問題提起者:野口武悟(専修大学) 討論者:大塚栄一(樹村房) わが国の著作権制度上、公共図書館において […]
《ワークショップ》出版史史料と図書館資料をつなぐための方法論 司会者: 中村 健(大阪市立大学) 問題提起者:長尾宗典(国立国会図書館) 討論者: 磯部 敦(奈良女子大学)、鈴木広光(奈良女子大 […]
《ワークショップ》出版と読書の過去・現在・未来――若年層向け小説をめぐる動向から考える 司会者:田島悠来(同志社大学) 問題提起者: 中川裕美(岐阜聖徳学園大学非常勤講師) 村木美紀(同 […]
出版研究47号(2016年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 ■ 論文 中井正一「委員会の論理」の「印刷される論理」の二価的側面について 後藤嘉宏 […]
事務局日誌 (2017年3月~2017年9月) 2017年3月4日 日本出版学会賞審査委員会10日 日本出版学会賞受賞記念講演会 テーマ:「編集を批評するということ」 報告者:大澤聡13日 理 […]
事務局日誌 (2016年10月~2017年2月) 2016年10月5日 『出版研究』編集委員会18日 出版デジタル研究部会 テーマ:「大手出版社が小説投稿サイトを運営して学んだこと――「カクヨム」 […]
特別報告 出版史研究の手法を討議する:ライトノベルへのアプローチ(4) 山中智省(目白大学) 本連載ではこれまで3回にわたり、ライトノベルを便宜上「マンガやアニメをはじめとする多種多様なジャン […]
■ 日本出版学会 第2回出版アクセシビリティ研究部会 開催要旨 (2017年10月2日開催) 当事者が求める出版のアクセシビリティ 松井 進 (千葉県立西部図書館司書) 2017年度の第2回例会は、 […]
■ 日本出版学会 出版法制研究部会 開催要旨(2017年9月28日開催) ヘイトスピーチ解消法と表現の自由との問題 田上雄大(会員、日本大学法学部助教) 2016年に「本邦外出身者に対する不 […]
■ 日本出版学会 2017年度第5回(通算第103回)関西部会報告(2017年11月20日開催) 高麗版大蔵経の受容と現状 馬場久幸(佛教大学非常勤講師) 大蔵経とは、釈尊の教説を伝える経、僧侶の生 […]
■2018年度春季研究発表会 研究発表者募集 1.2018年度 春季研究発表会(1)日 時: 2018年5月12日(土) 10:00~17:00 (予定)(2)会 場: 専修大学 神田キャンパス (予 […]
■2018年度春季研究発表会 ワークショップのテーマ案募集 ワークショップは,参加者の自由な討論から,多角的な視点や知見を得ることを目的としています。まさに今,論ずべきタイムリーなものや,学会として […]
■「会員著作執筆目録」原稿募集 現在、出版学会『出版研究』編集委員会では、『出版研究48号』の編集を進めております。 例年同様「会員著作執筆目録」を掲載いたしますので、下記の記載方法に従いご記入下さ […]
■日本出版学会賞候補作 推薦のお願い 第39回日本出版学会賞の審査にあたり,できるだけ完全,厳正,公平に行うため,会員各位による推薦を受けたいと存じます。 ご多用中恐れ入りますが,2017年1月1日 […]
■ 日本出版学会 出版流通研究部会のご案内(2018年1月12日開催) 「出版流通研究」の過去・現在・未来――出版産業・出版流通問題の何を考えてきたのか 日 時: 2018年1月12日(金) 午後6時 […]
■「部会報告」新規2件掲載のお知らせ (広報委員会) 次の「部会報告」を掲載しました(順不同、敬称略)。 ◎「関西部会」 (2017年10月21日開催) 「内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざし […]
■ 日本出版学会 出版編集研究部会/出版教育研究部会共催 開催要旨(2017年11月16日開催) 編集者として58年間考えてきたこと―― なぜ、いま『日本ナショナリズムの歴史』なのか 梅田正己(うめだ […]
■ 日本出版学会 出版編集研究部会/出版教育研究部会共催 開催要旨(2017年11月16日開催) 編集者として58年間考えてきたこと―― なぜ、いま『日本ナショナリズムの歴史』なのか 梅田正己(うめだ […]
■ 日本出版学会 2017年度第4回(通算第102回)関西部会 開催要旨(2017年10月21日開催) 内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして――転移・国策・ネットワーク 日比嘉高 (会員、名古屋大学 […]
■2017年度 日本出版学会 秋季研究発表会 日 時: 2017年12月2日(土) 12:30~17:40会 場: 中京大学 名古屋キャンパス センタービル6階 〒466-8666 名 […]
■「部会報告」新規4件掲載のお知らせ (広報委員会) 次の「部会報告」を掲載しました(順不同、敬称略)。 ◎「関西部会」 (2017年9月21日開催) 「出版メディアと「アイドル」:1980年 […]
■出版流通研究部会 開催要旨(2017年10月12日開催) 今後の出版流通への展望と課題 松井祐輔 (H.A.Bookstore) 1.背景として――講演者の経歴 講演者は現在、出版・取次・書店のす […]
■出版デジタル研究部会 開催要旨 (2017年9月29日開催) 「絵本ナビ」のこれまでとこれからに見る「絵本のデジタル化」の最前線 金柿秀幸 (株式会社絵本ナビ 代表取締役社長) 出版デジタル研究部 […]
■日本出版学会 出版史研究部会 開催報告(2017年9月22日開催) 「ロンドン ジャパンセンター 日系書店のマーケティング感覚とは? ~1989-91年という時代の場合~ 加藤重男 (会員、河 […]
■日本出版学会 関西部会 2017年度第3回(通算第101回)開催要旨(2017年9月21日開催) 出版メディアと「アイドル」:1980年代以降の動向を中心に 田島悠来 (会員、同志社大学) 201 […]
■日本出版学会 学術出版研究部会のご案内 「学術出版の課題と役割(3)――電子書籍と出版流通」 日 時: 2017年12月8日(金) 午後6時30分~8時30分報 告: 金原俊会員(医学書院 取締役副 […]
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