日本における「ピーター・ドラッカー」の受容と展開
――雑誌メディアを中心に
報告者:牧野智和氏(日本学術振興会特別研究員)
日 時:2013年9月27日(金) 18時30分~20時30分
会 場:日本大学法学部三崎町校舎 3号館2階326講堂
東京都千代田区三崎町2-3-1
http://www.law.nihon-u.ac.jp/access/index.html
交 通:JR総武線・中央線 水道橋駅 徒歩5分
都営地下鉄三田線 水道橋駅 徒歩6分
都営地下鉄新宿線・三田線,東京メトロ半蔵門線 神保町駅 徒歩7分
参加費:会員 無料,非会員 500円
お申込み方法:
「日本出版学会事務局」宛にメール(info@shuppan.jp)またはFAX(03-3313-7348)でお申し込みください。
※学会員か非会員かをご明記ください。
◎報告要旨
経営学・時代診断の大家として,日本において揺るぎない地位を占めているピーター・ドラッカー。このような地位はいつ頃,どのようにして築き上げられたのか。本報告では,当人の著作ではなく,彼について語る言説(特に雑誌メディアにおける)の分析を通して,ピーター・ドラッカーという人物が,日本においてどのように受容され,認識され,称揚されてきたのかという,「ドラッカー観の系譜」を追跡する。このような営みは,現代における「カリスマ」的イメージがいかに形成されるのかを,また,特定の人物の語られ方の変遷という観点から,今日の自己啓発言説がいかに形成されてきたのかを,それぞれ明らかにしようとするものである。
◎報告者のプロフィール
独立行政法人日本学術振興会特別研究員。博士(教育学)。
主要業績に,『自己啓発の時代:「自己」の文化社会学的探究』(勁草書房,2012),「『就職用自己分析マニュアル』が求める自己とその機能:『自己のテクノロジー』という観点から」(『社会学評論』61-2,2010),「ビジネス誌が啓発する『力』に関する一考察:社会的実践としての『力』をめぐる表現の分析」(『教育社会学研究』84,2009)など。
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