「知られざる出版業界の巨人・図書館流通センター」
報告:谷一文子(図書館流通センター)
日 時:2025年2月15日(土) 14時30分開始(90~120分程度)(開場:14時20分)
会 場:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
定 員:100名
申込先: https://forms.gle/6JYsJkxiHMC5uk5y5
(Google Formにて受け付けます。上記URLをクリックしご登録をお願いします。)
*参加者には開催前日までに、ZoomのURLをお送りします。
なお、指定の定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます。
主 催:日本出版学会 出版教育研究部会(部会長:本多悟)
出版産業研究部会(部会長:鈴木親彦)
関西部会(部会長:中西秀彦)
【開催概要】
2024年6月の日本出版学会春季研究発表会において緊急シンポジウム「書店・図書館等関係者における対話の場」の再検証」が行われ、日本出版学会においてもこれまで以上に「図書館」を意識する契機になったと思われる。
図書館、とりわけ公共図書館を考える時に避けては通れない図書館専門企業がある。その企業は公共図書館の書籍の物流7割を担い、在庫点数200万冊を誇る図書館専用の書店である。公共図書館からの注文の95%をカバーし、日々の装備出庫は5万冊に上る。さらに全国での書誌データ(MARC)の利用図書館は9割のシェアを占める。2024年1月の売上高は542億円で、これは紀伊國屋書店のほぼ半分に相当する。知られざる出版業界の巨人、それが株式会社図書館流通センターである。
同社は、1979年に多額の負債を抱えた日本図書館協会整理事業部の業務を継承する形で設立された。業務内容は、図書館への書籍・用品等の販売、書誌情報データベース(TRCMARC)の作成・販売、図書館業務の受託である。2010年に、大日本印刷株式会社の連結子会社として、丸善と経営統合し共同持株会社・丸善CHIホールディングスが設立され、現在に至っている。
本セミナーでは、図書館流通センター代表取締役社長の谷一文子氏をお招きし、出版・書店関係者、図書館関係者、一般向けの内容で同社の成り立ちから現在、将来までお話しいただく。
◎お問い合わせ、お申し込み後の変更やキャンセルは、実践女子大学・伊藤民雄 (ito-tamio[at]jissen.ac.jp)
までメールでご連絡ください。