■日本出版学会 出版技術研究部会 開催報告
（2024年5月15日開催）
「製本からのソリューションの見学」
日本出版学会 出版技術研究部会は5月15日、東京・竹橋の科学技術館でのホリゾン・ジャパン（株）主催展示会「Horizon Smart Solution Fair 2024 in 東京」を見学した。
会場では、四六半裁判紙折り機＋横型プレススタッカー、自動デリバリシステム、型抜き装置＋給紙装置＋分離装置＋集積装置、丁合い機・2連＋中綴じ折り製本システム、ペラ丁合い鞍掛け中綴じ製本システム、無線綴じ機1クランプタイプ、油圧断裁機、電動断裁機、筋入れ折り機、筋入れ機、除電式紙揃え機などの実演があった。
実演の一つとして、富士フイルムビジネスイノベーションのトナー機とシートバッファモジュール＋シートカット＆クリーサで粘着的な表面の2倍サイズのハガキを出力し、その後、圧着機で「圧着ハガキ」の作成を見せるというものがあった。
そのほか、製本工程に関係する、多田紙工、紙ホチキスの中正紙工、Web to PrintパッケージのGiH（木戸製本所）、中小企業とデザイナーとのコラボを勧める日本デザイン振興会などもブースを構えて展示会に協力した。明光社は2023年7月に入れ替えたホリゾンの製本機「CABS6000」の仕上りサンプルやオンデマンド印刷～製本、インラインでのスクラム製本、中綴じまでのサンプルを展示した。参加者10名。
日 時：2024年5月15日（水） 15時～17時
場 所：科学技術館 1階展示ホール
Horizon Smart Solution Fair 2024 in 東京
参加者：10名
（文責：中村幹）