26号(1995年)/ 27号(1996年)/ 28号(1997年)/ 29号(1998年)/ 30号(1999年)
■ 論文
文化の発展を促進させる米国著作権法上の納入制度
――比較法と理論型からの考察
フランスにおける出版学の系譜(上)
――「中世から18世紀末まで」の時代におけるフランスと西欧全域の
「書物」「出版・印刷業者」「書物市場と読者層」等の重要研究書
韓国開化期におけるキリスト教出版の展開(上)
■ 研究レポート
出版の自由と差別是正のためのガイドライン
装幀用布クロスの量産と出版物について
――国産装幀材料の歩み
■ 国際交流
文明としての印刷技術と文化としての出版環境
――アジアにおける印刷技術の伝播と出版
市場経済と出版流通
――日本の出版流通の現状と問題点
■ 論文
近代日本における出版の自由と著作権
戦後出版史の一視角
――岩波講座『日本歴史』の検証
社史はどのようにつくられているか
■ 研究レポート
学会誌から40年
多様化する雑誌部数
――90年代の雑誌広告の動向を中心に
日本における書籍函の盛衰について
■ 資料紹介
『出版史研究』第1-4輯
安春根先生を讃える
安春根先生回顧
■ 論文
インドネシアの出版流通における文化と文明
――E. J. J. M. Kimman理論の検証
戦後改革と納入制度
――出版物と電子情報の間隙
情報の電子化と本の未来
――電子図書館を中心として
ジャーナリスト・笠信太郎の著作と思想
――戦時経済論と戦後啓蒙を中心に
■ 研究レポート
政府の政策と出版との関係
――日本の場合
国際コミュニケーションからみた日本の学術出版
――人文・社会科学系を中心に
出版流通の変化――日本の場合
――雑誌流通に相乗りした書籍流通の問題点とその復権
出版翻訳における訳者選定
■ 国際交流
統計図表に見る出版の世界 1
■ 論文
大正期東京の「雑誌回読会」問題
――雑誌のもうひとつの流通経路
円本を編集した人々
――改造社版『現代日本文学全集』と現代
科学と出版
資料としての本
――電子情報における単位の問題との関連で
■ 研究レポート
岩波書店の軌跡(その1)
――岩波新書「赤版」の販売部数における“不均等”について
試論「編集企画の背景」
――1950年代の新書出版について
戦後雑誌におけるジャンル別点数・部数の推移
翻訳料の研究
■ 資料紹介
シカゴ大学図書館所蔵『伊勢物語』等古典籍の書誌的考証と来歴
大正期大阪の「出版文化展」
■ 巻頭文
日本出版学会と出版研究の30年を振り返って
出版研究・回顧と展望
出版学
編集論
出版産業論
■ 論文
モダン都市の〈読書階級〉
――大正末・昭和初期東京のサラリーマン読者
中井正一の出版論
――図書館論との対比において
納入法理としての著作権
――日米法文化の相違
■ 研究ノート
『トラ・トラ・トラ』の行方とその周辺
――歴史家 ゴードン・W・プランゲの叙述手法
翻訳教育の可能性
■ 資料紹介
ロシアにおける出版研究
■ 国際交流
学術出版の将来(英文)
――21世紀の印刷媒体は,電子出版と少子化の時代に生き残れるか?
統計図表に見る出版の世界 2