『出版研究』の発刊にあたって
■ 論文
出版学の骨格
―― 一つの覚え書
出版学の体系化序説
出版史の研究法
知的出版物の大衆化と専門化
出版経営(試)論
出版事業の採算と限界利益率
スウェーデンの書籍出版
――ポケットブック出版を中心に
アメリカにおけるペーパーバックス革命三十年史(一九三九-六九年)
■ 研究座談会
出版コミュニケーションの諸問題
■ シンポジウム
情報産業と出版
■ 報告
『出版革命』の著者 エスカルピ教授会見記
■ 論文
書誌学と出版学
出版文化史を築く道程
人間行動としての読書・試論
出版と統計
――出版情報センター設置の提唱も兼ねて
アメリカの学術出版
――大学出版部の歴史によせて
『女学雑誌』の執筆者構成
――明治二十年代ジャーナリズム構造解明のための試論
■ 研究座談会
出版流通の総合的検討
■ 講演会・報告
戦後ベストセラーの考察
■ 書評
『書物の共和国』(寿岳文章著)
『脱活字化の世界』(彌吉光長著)
『出版』(鈴木敏夫著)
『世界の出版流通』(金平聖之助著)
■ 資料
教育に寄与する図書開発報告書
■ 論文
環境の変化と出版の動向
江戸出版業の展開とその特質
近藤瓶城と『史籍集覧』
和文活字の可読性研究の系譜
――その成果と今後の課題
出版物のページ面造形について
サー・スタンリー・アンウィンの『翻訳論』について
――若干の序論的コメントと日本訳全文
都市とリトル・マガジン
――そのエコロジカルな点描
読者の購買パターンについて
――書店と読者の関係
図書館と出版学
■ 研究座談会
出版と図書館
――その関連のなかで考える
日本の公共図書館の現状
■ 書評
『名著の履歴書』上・下(小宮山量平他著)
――80人編集者の回想
『組織情報と組織媒体の研究』(田村紀雄著)
『ある編集者のオデッセイ』(ノーマン・カズンズ著・松田銑訳)
『出版とは何か』(西谷能雄著)
『文化の文化史』(藤枝晃著)
『伝記と自伝の方法』(矢作勝美著)
『日本書誌学概説(増訂版)』(川瀬一馬著)及び『書誌学序説』(長沢規矩也著)
林達夫著作集6『書籍の周囲』
『長崎印刷百年史』(田栗奎作著)
■ 特集 読者論
読む権利
明治初期の読書階層
読書論の周辺
情報化時代の読者
小売書店と読者の実態
――人・物・金・情報その出会いと別離
出版広告と民衆の購読行動
図書館における読者の立場
――ノーデの図書館思想にふれて
読書と読者の組織
「集団読書」とその読者
「読書」に関する文献
海外文献資料
■ 論文
出版物納付法案の問題と背景
――近代日本の納本制度に関する一考察
■ 研究座談会
『現代出版学』をめぐって
■ 特集 編集論
編集とは何か
編集者のためのノート
雑誌の編集
―― 一編集者の回想
編集論序説
原稿整理の権限
『造本』
――その現状をめぐる一省察
アメリカにおける雑誌編集者養成について
■ 論文
在庫評価論
出版物流通の諸問題
高麗活字版“最古本?”の新発見など
■ 特別寄稿
発展途上国における出版
――知識の創造と普及についての考察