大学における電子教科書を考える その1
「参考書」のサブスクリプションモデル実証実験から見えてきたもの
~ デジタル教材活用制度プロジェクトからの報告 ~
報告
井関貴博(東京大学大学院情報学環 特任研究員)
山里敬也(名古屋大学教養教育院 教授)
上原早苗(名古屋大学大学院人文学研究科 教授)
コメント
井村寿人(勁草書房 代表取締役社長)他
日 時: 2021年11月29日(月)18:30~20:30
開催方法:オンライン開催(Zoom)
参加費: 無料
定 員: 300名 (定員を超えた場合は先着順)
申し込み方法:
Googleフォームにて受け付けます。下記URLをクリックしご登録お願いします。
https://forms.gle/svcoPhtuGD5rM9tT7
申し込み締切:開催2日前(2021年11月27日(土))まで
※参加者には開催前日までに、Zoomの招待URLをお送りします。
主催:日本出版学会 学術出版研究部会、出版デジタル研究部会
【開催概要】
デジタル化の進展とともに大学教科書のデジタル化が話題になりつつある。とりわけ新型コロナ禍による遠隔授業の拡大では、その重要性はさらに増したと言える。
近年、大学の授業においては紙の教科書を使用せず教員自作のスライドを教材とする傾向が高まっており、指定教科書の購入も次第に減少してきている。
こうした傾向は教科書を販売している学術出版社の収益基盤の悪化にもつながりかねず、長期には出版活動の継続性を脅かす要因にもなる。
本研究会ではこうした課題解決の一例として、「参考書」の電子版をサブスクリプション方式で利用を試みた実験授業の報告を行い、教員・出版社ともに便益をもたらすデジタル利活用の途を探る。