大衆文学の転換 II――大佛次郎「由比正雪」・吉川英治「貝殻一平」の明暗 中村 健 (2009年11月 秋季研究発表会)
■ 大衆文学の転換 II ――大佛次郎「由比正雪」・吉川英治「貝殻一平」の明暗 (2009年11月 秋季研究発表会) 中村 健 昨年の秋季発表会では,昭和3年から4年の大阪朝日新聞(以下大朝),大 […]
■ 大衆文学の転換 II ――大佛次郎「由比正雪」・吉川英治「貝殻一平」の明暗 (2009年11月 秋季研究発表会) 中村 健 昨年の秋季発表会では,昭和3年から4年の大阪朝日新聞(以下大朝),大 […]
■ 図書館におけるヤングアダルト向け資料の検証と今後の展開 (2009年11月 秋季研究発表会) 村木美紀 本研究では,公立図書館が提供しているヤングアダルト向け資料の現状と今後の展開を検証する […]
■ 耳で読む読書:出版物の音声による利用とは (2009年11月 秋季研究発表会) 近藤友子 一般的に読書といえば印刷された資料を本の形態で読むことが考えられる。しかし視覚に障害を持つ人にとっては […]
■ ナチ時代の『季刊誌社会経済史』 (2009年11月 秋季研究発表会) 佐藤隆司 1984年ブロックハウスとマイヤーが合併して世間を驚かせた。しかし戦前百科事典を交互に発行しようとする談合があ […]
■ 岡山の出版と岡山文庫 (2009年11月 秋季研究発表会) 真鍋瑞貴 1.「岡山文庫」の概要 岡山文庫は,1948年創立の日本文教出版社によって,創立15周年記念事業の一環として1964年から創 […]
■ 中小出版社における「出版営業のIT化」の影響 ――業務フローの変化と標準化への指向 (2009年5月 春季研究発表会) 高島利行 春季研究報告会での発表は,本来であれば非常に膨大な量となって […]
■ 「デジタル雑誌」メディアの一考察――「デジタルでページをめくる」という視点からの研究 (2009年5月 春季研究発表会) 梶原治樹 「デジタル雑誌」とは紙の雑誌のようなレイアウト,構成を行い, […]
■ 経営者の出版活動と文化作品としての書籍 ――成長期に突入した出版実現文化と企業出版 (2009年5月 春季研究発表会) 主藤孝司 概要:本研究は,昨今増加傾向にある経営者の書籍出版活動とその著 […]
■ ウェブ時代の雑誌の在り方に関する一考察 ――雑誌再生の途を探る (2009年5月 春季研究発表会) 高橋文夫 わが国で最初に作られた本格的な定期刊行雑誌は『西洋雑誌』とされる。1867年( […]
■ 音声訳と出版物との関わりを考える ――びぶりおネットを視点として (2009年5月 春季研究発表会) 近藤友子 視覚障害者にとって印刷された墨字資料から情報を入手するためには,点字もしくは […]
■ 日本における電子書籍の流通・利用・保存の現状と課題 (2009年5月 春季研究発表会) 湯浅俊彦 1.研究目的 日本における「電子書籍」の量的拡大,コンテンツの多様化,そして読者の受容という状況 […]
■ 台湾における書籍出版の一考察 (2009年5月 春季研究発表会) 曾 美芳 台湾における書籍の発行点数は年間4万点を超えて,人口比率からするとイギリスに次いで世界第二位である。このような活発な […]
■ 英語圏における出版文化史研究の動向 ――日本への関心の薄さを問題にして (2009年5月 春季研究発表会) 亀井ダイチ・アンドリュー 近年,英語圏の歴史学研究の分野では,出版文化史――本・出 […]
■ 近代日本の絵本と住吉大社御文庫蔵書 ――第2回調査報告 (2009年5月 春季研究発表会) 大橋眞由美 本研究は,近代日本の大阪資本絵本の成立と大阪の出版文化の変遷を解明することを目的とし […]
■原著者による版の改定の取り扱いについて ――『イデーン』は誰が書いたのか? (2009年5月 春季研究発表会) 信木晴雄 1913年4月フッサールが中心となって編集した『哲学および現象学的研究 […]
■ 近代フランス市民社会成立期における定期刊行物 ――「ハイブリッドな形態」が意味するもの (2009年5月 春季研究発表会) 平 正人 18世紀中頃のフランスでは国王権力が崩壊の兆しを見せ始め […]
■ ブロックハウスとマイヤーの合併 ――ブロックハウス百科事典の行方 (2009年5月 春季研究発表会) 佐藤隆司 1984年5月23日ブロックハウスとマイヤーが合併した。両社は長年ライヴァル関 […]
出版著作権問題研究部会 (2010年4月10日 特別寄稿) 「グーグル問題」とは何だったのか 樋口清一 グーグル書籍検索に関する修正和解案の審議は,今年2 月18 日の公聴会によって再開されたが,裁 […]
■ 出版著作権研究部会 【終了しました】 「著作権の権利制限について――法成立の経緯と意味」 ―第2回部会研究会を日本書籍出版協会知的財産権委員会と共催で行います― 今回の研究会は,2回連続の […]
■ 雑誌コンテンツデジタル推進コンソーシアムが目指すもの (会報127号 2010年3月) 梶原治樹 メディア環境が激変し,大手出版社の経営状況の厳しさが伝えられる中,雑誌メディアはどのように変容 […]
■ 今度こそ「電子書籍元年」は本物になるか? ―電子書籍端末の課題と可能性― (会報127号 2010年3月) 高木利弘 〈「紙の書籍」と「電子書籍」の主従が逆転する可能性〉 いうまでもなく,これ […]
■ 「グーグル問題」とは何だったのか (会報127号 2010年3月) 樋口清一 グーグル書籍検索に関する修正和解案の審議は,今年2月18日の公聴会によって再開されたが,裁判所が修正和解案を最終的に […]
■ ワルシャワ国際ブックフェアに参加して (会報126号 2010年1月) 橋元博樹 54回目を迎えるこのワルシャワ国際ブックフェアはヨーロッパでもフランクフルトに次ぐ古い歴史を持つブックフェアであ […]
■ 李鐘國先生とArt and Science (会報126号 2010年1月) 箕輪成男 李鐘國先生について筆者は自分より一世代ほども若い人というイメージを抱いて参りましたが,その李鐘國先生がす […]
■ 世界一の出版大国になるインド (会報125号 2009年10月) 田中 崇 インドは12億の人口を持ち,アメリカ,イギリスに次ぐ,英語による世界で三番目に大きな出版大国である。インドには,約1 […]
■ 出版社製本と伝統工芸製本 (会報124号 2009年4月) 田中 栞 今,新刊書店に並ぶ本は,ほとんどが製本所の大型機械で製本している。ヨーロッパで古来行われてきた伝統工芸製本も,書店の店頭の上 […]
■ 世界の書店から (会報124号 2009年4月) 能勢 仁 ギリシャのアテネは神田神保町に似ていた。靖国通りとすずらん通りに相当する書店街があった。大学通り(正確にはパネピスティミゥ通り),ア […]
歴史部会 (2010年5月27日) 終了しました 「明和年間の記憶術・忘却術の出版――同時代の儒教・道教の関係から考える」 歴史部会例会を下記のとおり開催いたします。今回は,中京大学の甘露純規会員 […]
■ 出版教育研究部会(2010年 5月14日) 終了しました 「出版論」の講義について」本年度第1回目は諸橋先生によります,「出版論」の講義についてのお話です。 報告者:諸橋泰樹会員(フェリス女学院 […]
■ 出版流通研究部会 (2010年4月26日) 終了しました 「今,出版社の経営はどうなっているのか―― 過去6年間の帝国データから見えてくるもの」 出版業界の現状を「過去6年 […]
■ 第14回 国際出版研究フォーラムに寄せて (会報127号 2010年3月) 長谷川 一 5月に南京で開催される国際出版研究フォーラムで発表の機会に恵まれることになった。 今年で14回目になると […]
産業的実態と出版学 (会報126号 2010年1月) 湯浅俊彦 私と日本出版学会の出会いはじつに奇妙なものである。1985年11月に関西学院大学で開催された秋季研究発表会におけるシンポジウム「い […]
創立40周年で問われること (会報125号 2009年10月) 星野 渉 日本出版学会は今年,創立40周年を迎えた。ほとんどの会員が1969年の創立当時を知らず,理事にも創設メンバーは既にいない […]
■ 侵触する本と演出用の本棚の話 (会報124号 2009年4月) 諸橋泰樹 自分の蔵書が何万冊あるのかわからないが,町立図書館レベルよりは冊数があるのではないかと思う。が,狭い自宅マンションの […]
出版産業の成長率とGDPの推移 グラフは、出版科学研究所の『出版指標年報』のデータを基に「出版産業の成長率とGDP」の比較をExcelでグラフ化したものである。 なお、国内総生産GDPは、内閣府「 […]
新刊点数と金額返品率の推移 出版科学研究所のデータによると、2009年の新刊発行点数は78,555点(前年比2.9%増)で再び増加した。うち、取次仕入れ窓口扱いの新刊書は3年連続の増加で60,914 […]
書籍の推定販売部数の推移 下図は、出版科学研究所のデータ「取次ルートを経由した出版物の推定販売部数の推移」を基に、09年までの「書籍の推定販売部数」をグラフ化したものである(出所:『出版指標年報』) […]
出版物の推定販売金額の推移 出版科学研究所のデータによれば、2009年の取次ルートを経由した出版物の推定販売金額は、1兆9336億円と前年より4.1%減少、21年ぶりの2兆円割れとなった(出 […]
関西部会発表要旨(2010 年3 月23 日) 『〈著者〉の出版史―権利と報酬をめぐる近代』をめぐって 浅岡邦雄 今回の報告は,2009 年12 月に刊行された拙著『〈著者〉の出版史?権利と報酬をめ […]
出版研究 40号(2009年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 特集:現代の出版動向 特集「現代の出版動向」にあたって ■ 出版動向 グーグル・ブ […]
出版研究 39号(2008年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 ■ 国際交流 第13回国際出版研究フォーラム 日本の出版産業の構造的変化 ――雑誌 […]
出版研究 38号(2007年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 ■ 論文 赤本の近代 ――その流通変容と日本の出版市場形成 柴野京子 明治期の […]
出版研究 37号(2006年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 ■ 国際交流 第12回 国際出版研究フォーラムの概要 遠藤千舟 江戸から現代の […]
出版研究 36号(2005年) *下記論文はJ-STAGEでご覧いただけます(こちらをクリックして下さい)。 特集:海外の出版研究 I 「海外の出版研究」にあたって 吉田則昭 ■ 海外の出 […]
出版研究 35号(2004年) ■ 論文 学消赤門支部と東大生の読書文化 ――昭和10年前後における左翼読者の自 […]
出版研究 34号(2003年) 特集:電子出版 ■ 論文 電子出版研究の方法論 植村八潮 オープンアクセスと出 […]
出版研究 33号(2002年) 特集:1990年代の出版研究・続々 ■ 論文 90年代の「読者論」と「読書論」 植田康夫 […]
出版研究 32号(2001年) 特集:1990年代の出版研究・続 ■ 論文 90年代の雑誌研究 川井良介 90年 […]
出版研究 31号(2000年) 特集:1990年代の出版研究 ■ 巻頭文 1990年代の出版研究のレビューが語るも […]
26号(1995年)/ 27号(1996年)/ 28号(1997年)/ 29号(1998年)/ 30号(1999年) 出版研究 26号(1995年) ■ 論文 文化の発展を促進させる米国著作権法 […]
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