「少女小説ジャンルの変遷――コバルト文庫とその読者層を中心に」
先ごろ彩流社より『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』を上梓された嵯峨景子氏を迎えて、下記のとおり研究会を開催します。ご参加をお待ちしております。
講 師: 嵯峨景子氏(明治学院大学非常勤講師)
日 時: 2017年4月28日(金)18:30~20:30
会 場: 日本大学法学部 三崎町キャンパス 本館2階 第2会議室
http://www.law.nihon-u.ac.jp/facility/map.html
参加費: 会員 無料、非会員500円
少女小説は明治期まで遡る長い歴史を持つジャンルであり、近年はアカデミズムのなかでも注目を集め、研究が進められている。本発表では1960年代から現在までの少女小説の変遷を、人気ジャンルの動向と読者層の変化を軸にして考察していく。母体雑誌「Cobalt」を刊行していたコバルト文庫を中心にしつつ、他レーベルを含めた少女小説の歴史を辿る。
嵯峨景子氏
1979年生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。現在は明治学院大学非常勤講師。専門は社会学、近代日本の少年少女雑誌研究など。主な著作に『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』(彩流社)。
彩流社ウェブサイト http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-2275-0.html
お申込み:
件名欄に「出版史研究部会申し込み」と書き、学会員か非会員かを明記のうえ下記までメールでお申込みください
柴野京子 shibano●sophia.ac.jp(●を@に)
FAXの方は事務局(03-3313-7348)までお申し込みください。
満席の場合のみご連絡いたします。
企画:出版史研究部会(担当:柴野京子/石川徳幸)