「『JJ』とは何だったのか――ファッション誌の来し方行く末」
日時:2021年5月25日(火)19時00分~21時00分
報告:米澤泉(甲南女子大学)
場所:オンライン開催(Zoom)
会費:無料
定員:100人
申込先:Googleフォーム
https://forms.gle/WxD8p47S66Xtm94dA
申込み締切:開催3日前(2021年5月22日(土))まで
※ 参加者には開催2日前までに、Zoomの招待URLをお送りします。
なお、指定の定員を超えた場合は、先着順とさせていただきます。
主催:雑誌研究部会
【報告要旨】
2020年12月、『an・an』『non-no』とともに日本を代表するファッション誌だった『JJ』が紙媒体での定期刊行を止め、事実上の休刊となった。1975年の創刊以来、女子大生のバイブル、お嬢さまブームの立役者、ブランドファッションの牽引役、元祖モテ系赤文字雑誌として、『JJ』は日本のファッションをリードし、女性たちに多大なる影響を与えてきた。
なぜ『JJ』は読まれなくなったのか。SNSの台頭だけではない、『JJ』休刊の理由とは何か。『JJ』45年の歴史を振り返るとともにファッションというものの位置づけの変化、女性たちのライフコース、社会意識の変化を浮き彫りにしたい。また、『JJ』なき後、日本のファッション誌はどうなっていくのかを考えたいと思う。