会員新刊紹介(会報139号掲載)

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『図書館長論の試み――実践からの序説』

alt内野安彦 著

四六判,222頁
定価 1,800円+税
ISBN978-4-88367-235-6
2014年5月発行
樹村房 刊

 我が国の公共図書館は約3,250館。しかし,司書の有資格者が館長を務めるのは600館余に過ぎない。専門的な仕事を統括する館長という職が,どういう職責を担い,どういう矜持を持つべきかを,自らの実践を通して詳解した。ノウハウ本ではない。あくまで考え方のヒントを示し,館長だけでなく職員も理解できる組織論とした。

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『塩尻の新図書館を創った人たち――われら図書館応援団』

alt内野安彦 著

A5判,158頁
定価 1,300円+税
ISBN 978-4-434-19589-1
2014年8月発行
ほおずき書籍 刊

 公立図書館を造るのは自治体の仕事。その中身に魂を入れるのは,市民と図書館員の協働作業である。しかし,そうした軌跡を綴った既刊本は,「市民」という匿名で語られるものが多い。図書館は言うまでもなく過去を保存するところである。ならば,図書館を創った市民の知恵や熱意を実名で記した「本」を残したい,という思いで著しました。

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『本の底力――ネット・ウェブ時代に本を読む』

alt高橋文夫 著

四六判,192頁
定価 1,600円+税
ISBN 978-4-7885-1413-3
2014年10月発行
新曜社 刊

 絶え間なく無数の情報がやってくるネット・ウェブ時代。そのおびただしい量と玉石混淆ともいうべき質――。
 そうしたいまこそ,形や重みを持ち一定の秩序のもとに自己完結している「本」の存在が新たな役割を担えないか。デジタル「文明」を享受しながらも,その画一性等の歪みを正すため,個別性に優れた「文化」という「本の底力」を活かせないか――新時代に問う新しい読書論。

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『伏字の文化史――検閲・文学・出版』

alt牧 義之 著

A5判,448頁
定価 4,800円+税
ISBN978-4-86405-073-9
2014年12月発行
森話社 刊

 内務省を中心とした検閲が行なわれた戦前・戦中期には,××○○ヽヽゝゝ……といった伏字を用いた出版物が多く見られた。この伏字の様々な形態と言論の中で定着した理由,そして文学作品の中で伏字がどのように扱われてきたのかを,多数の資料を用いて実証的に考察した。検閲をかい潜り作品を世に出すために行われた苦闘の痕跡が伏字であった。

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