日本出版学会へようこそ

私たち日本出版学会では,出版およびそれに関連する事項の調査,研究を行い,出版文化の向上に資することを目的として活動しています。

研究発表会(春季:東京/秋季:関西)をはじめ,各部会を随時開催しています。

<日本学術会議 協力学術研究団体> 

新着情報

■ 「グーグル問題」とは何だったのか (会報127号 2010年3月)

樋口清一 

グーグル書籍検索に関する修正和解案の審議は,今年2月18日の公聴会によって再開されたが,裁判所が修正和解案を最終的に承認するかどうかの結論が出るまでには,数週間から数ヶ月を要するとの見込みであり,予断を許さない状況になっている。
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■ 今度こそ「電子書籍元年」は本物になるか? ―電子書籍端末の課題と可能性―
  (会報127号 2010年3月)

 高木利弘

〈「紙の書籍」と「電子書籍」の主従が逆転する可能性〉
 いうまでもなく,これまで「書籍」といえば「紙の書籍」が主であり,「電子書籍」は従,すなわち副次的な存在と見なされてきた。しかし,この2010年を境に主従が逆転し,「書籍」といえば「電子書籍」が主であり,「紙の書籍」は従となってゆく可能性が出てきた。
 その理由の第一は,アマゾンKindle,アップルiPadに代表される「電子書籍」閲覧に適した情報端末の相次ぐ登場である。「紙の書籍」と比べて遜色のない「携帯性」と「画面サイズ」「読みやすさ」を備えた情報端末の登場によって,「紙の書籍」の優位性が揺らぎ始めたのである。

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出版流通研究部会 発表要旨 (2010年1月19日)


激変する出版流通――2010年を展望する
星野 渉
 

 出版流通研究部会は1月19日,東京・千代田区の八木書店6階で星野渉会員が「激変する出版流通――2010年を展望する」をテーマに発表を行った。
 2009年に起きた大日本印刷による書店グループ化や,大手出版社によるブックオフへの出資といった,これまでの出版産業の枠組みを超える再編などの新たな動きの背景と,行き詰まっている「委託制度」を見直す「責任販売制」といった試みについての見解を報告。
さらに,広告の不振という追い打ちをかけられた出版社が本格的に取り組み始めた雑誌のデジタル化に向けた動きとその課題,そして,グー  グルブック検索や,国立国会図書館のデジタル図書館化構想,アマゾン「キンドル」の成功などで現実味を帯びてきた書籍のデジタル化について,国内外の事例をもとに分析した。
 参加者38名(うち会員26名+非会員12名),募集3日間で満席になり,会員を含む多くに方にお断りせざるを得ないほどの人気「部会」となった。
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