日本出版学会へようこそ

私たち日本出版学会では,出版およびそれに関連する事項の調査,研究を行い,出版文化の向上に資することを目的として活動しています。

研究発表会(春季:東京/秋季:関西)をはじめ,各部会を随時開催しています。

<日本学術会議 協力学術研究団体> 

新着情報

子供の被曝を減らせなかったのか?
―― 福島から原発事故報道に思う

山本俊雄


 原発事故で世界的に有名になった福島県の福島市に住んでいる。福島市は事故があった原発からは直線距離で約60km(東京駅から小田原駅程度)離れているが,放出された放射性物質が北西方向に流れ飯舘村などを通り福島市に到達,そこで方向を南に変え郡山市,白川市などを汚染した。この結果,福島県の中央部から東半分の大半が放射線管理区域の基準に入る汚染地域となった。

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出版業界における東日本大震災の影響とその対策
書店の被災


 星野 渉


 東日本大震災によって何らかの被害を受けた書店は787店,1都1道14県に及んでいる。被災書店での損害額は商品だけで約17億円(取次正味金額)とみられている。被災商品の返品受け入れについて交渉が行われたが,取次側は全商品の通常正味での入帳処理を求めたが,出版社側は「双方が負担を背負う」ことを求めた。

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電子出版の動向と出版者の権利・新しい出版契約  (2月9日出版著作権研究部会報告)

樋口 清一 

(社団法人 日本書籍出版協会・事務局長)

1.2010年の出版動向

 2010年の出版物推定販売額は、1兆8748億円と前年比3.1%のマイナスとなったが、書籍新刊点数は、74,714点で4.9%の減少となった。2000年からの10年間で書籍の販売金額は15.4%、雑誌は金額で26.1%の大幅減少になっている。一方、欧米の書籍出版界は、紙の出版物が伸び率は少ないものの依然として右肩上がりであるという現状がある。
 電子出版については、5年後の予測で、日本における電子書籍市場が2000~3000億円という予測もあり、これは米国の5年後予測とほぼ拮抗する。

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