日本出版学会へようこそ

私たち日本出版学会では,出版およびそれに関連する事項の調査,研究を行い,出版文化の向上に資することを目的として活動しています。

研究発表会(春季:東京/秋季:関西)をはじめ,各部会を随時開催しています。

<日本学術会議 協力学術研究団体> 

新着情報

 出版流通研究部会 発表要旨(2013年11月12日)


電子「書籍」の再販について考える

-公正取引委員会への異論―

鈴木 藤男


 紙の出版物が“再販商品”であるのは、周知の事実だが、なぜ、電子書籍は、“非再販”なのかは、あまり、論じられてこなかった。「電子書籍」を巡るさまざまな動きのある昨今、再販制度の意義を改めて考えたい。報告者は、NPO法人 わたくし、つまりNobody副理事長の鈴木藤男さん。

 「電子書籍」を巡るさまざまな動きのある昨今、いまこそ再販制度の意義を確認し、わが国の言論と表現、そして出版の未来を約束するものとして認識を新たにしておく必要があるように思う。

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関西部会 発表要旨(2012年1月28日)


海外の日本研究とデジタル環境:『本棚の中のニッポン』から


江上敏哲
(国際日本文化研究センター図書館)


 海外には日本について研究している研究者や,学んでいる学生,日本について専門的に取り組んでいる専門家などがいます。彼ら/彼女らが日本について何かしらのアウトプットを発信してくれることで,日本の情報や魅力が世界にアピールされていきます。その元となるのが,日本語で書かれた,または日本で生まれた日本資料・日本情報です。これらはその多くが日本で生産され,海外の日本図書館(日本語・日本分野の資料を所蔵し情報を提供する専門の図書館)などを通って,海外のユーザに伝わっていきます。すなわち,日本資料・日本情報が如何に海外に伝わりやすいかどうかが,世界への発信力を左右することになります。その意味でこれは日本自身の問題でもあります。しかし実際には,日本資料・日本情報が海外に伝わるには多くの困難を伴います。国を越えるだけでもユーザには無駄な時間・コスト・ストレスがかかるものです。その解消には,日本側の幅広い業種の方の応援を必要とします。

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関西部会 発表要旨(2012年12月6日)


週刊誌「サンデー毎日」にみる近現代のたばこ表現の変遷:メディアと社会事象


代表報告者:茨木正治 (東京情報大学)
共同報告者:中村 健 (大阪市立大学)


1 はじめに
 メディアからの社会・文化事象の伝達・受容は,受け手の情報環境に左右されることが知られている。「たばこ」は文学や映画などでよく出てくる社会事象であり,大衆文化の受容器とも称された週刊誌の諸情報(記事,小説,広告,マンガなど)における「たばこ」表現に着目し,受容の回路を考察するものである。
 週刊誌『サンデー毎日』(1922年創刊)は戦前から大衆文芸および文化の記事を中心に構成されており,その小説,記事,論説,写真,漫画といったテクスト内情報におけるたばこ描写・表現と,掲載された広告およびたばこ広告を内容分析し,その比較および相互連関を通じて,たばこの受容環境の変化を推論し,メディアと社会事象に関する情報の受容の変遷を考察した。
 分析にあたっては主に戦前期(1922年から1948年)を中村が,1995年から現在を茨木と分担して行った。

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