日本出版学会へようこそ

私たち日本出版学会では,出版およびそれに関連する事項の調査,研究を行い,出版文化の向上に資することを目的として活動しています。

研究発表会(春季:東京/秋季:関西)をはじめ,各部会を随時開催しています。

<日本学術会議 協力学術研究団体> 

新着情報

関西部会 発表要旨(2012年12月6日)


週刊誌「サンデー毎日」にみる近現代のたばこ表現の変遷:メディアと社会事象


代表報告者:茨木正治 (東京情報大学)
共同報告者:中村 健 (大阪市立大学)


1 はじめに
 メディアからの社会・文化事象の伝達・受容は,受け手の情報環境に左右されることが知られている。「たばこ」は文学や映画などでよく出てくる社会事象であり,大衆文化の受容器とも称された週刊誌の諸情報(記事,小説,広告,マンガなど)における「たばこ」表現に着目し,受容の回路を考察するものである。
 週刊誌『サンデー毎日』(1922年創刊)は戦前から大衆文芸および文化の記事を中心に構成されており,その小説,記事,論説,写真,漫画といったテクスト内情報におけるたばこ描写・表現と,掲載された広告およびたばこ広告を内容分析し,その比較および相互連関を通じて,たばこの受容環境の変化を推論し,メディアと社会事象に関する情報の受容の変遷を考察した。
 分析にあたっては主に戦前期(1922年から1948年)を中村が,1995年から現在を茨木と分担して行った。

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 出版流通研究部会 発表要旨(2013年2月20日)


“八木書店”と私の50年

八木 壮一 

八木壮一さん(八木書店会長、日本出版学会監査役)に「八木書店の歩んだ道と再販制度、古本・ブックオフ、インターネットとのかかわり」を回想していただきました。八木書店は出版社、取次、バーゲンブックの売買、古書店の仕事をしていることから業界の中では独自の位置にあります。その視点からの貴重な見解を伺うことができました。参加者は、会員21名、一般9名の計31名(会場:東京電機大学出版局)。

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■第15回 国際出版研究フォーラム
(東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程開設10周年記念)


 第15回国際出版研究フォーラムが,東京経済大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程開設10周年記念国際シンポジウムとして,学会・同大との共催で2012年10月20日(土)と21日(日)の両日,東京国分寺の東京経済大学を会場に開催された。この時期は領土問題を巡って,日本・中国・韓国が政治的には緊張をはらんでいたものの,中国からは13名,韓国からは4名の方々の参加を得て,フォーラムは延べ131人の参加者で活発な発表と議論が展開された。
 「転換期におけるメディアとしての出版」のテーマにふさわしく,「出版の定義」や「読者の変容」を巡っての発言も多く,このフォーラムが3カ国の情報共有の場から議論の場へと発展して来ていることを印象づけた。4つのサブテーマ(1)産業・流通の視点からみた出版,(2)デジタル革命の視点からみた出版,(3)出版史・出版教育の視点からみた出版,(4)知財・法制の視点からみた出版で展開されたフォーラムの概要をレポートする。

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